ライター初心者狩りに要注意!悪質案件の見分け方をマスターしよう!報酬や条件、運営会社のチェックポイントと対策方法を紹介します
先日、こんなtweetを見かけました。
目に見える地雷の悪質案件なのですが問題なのは!すでに契約した人が8人。応募した人が61人。気になるリストが92人もいるじゃないですか。
これはマズいですね。私がライターをやり始めの頃もあったのですが、相変わらずこの手の案件はあるようです。
初心者ライターがインターネット上で仕事を探していると、最初のうちはクラウドソーシングサイトを利用する事がよくあります。
クラウドソーシングサイトとは、発注者と受注者がオンラインで仕事をやり取りするプラットフォームのことです。クラウドソーシングサイトには、さまざまなジャンルの仕事がありますが、その中でもライティングの仕事は人気が高く、多くの案件があります。
しかし、クラウドソーシングサイトにはライター初心者狩り悪質案件がたくさんあります。初心者ライターの経験や知識がないことを悪用し、低賃金や不当な条件で働かせようとする悪いクライアントもいます。
こういった地雷案件には特徴があり、慣れてきたら見抜けてスルーできます。今回は、注意喚起の意味も込めて、初心者ライターをターゲットにした悪質案件の見抜き方と対処方法について詳しく紹介します。
ライター初心者狩りの悪質案件について
そもそもですが、どうしてライター初心者狩り悪質案件が存在するのでしょうか?
その理由は、以下のようなものが考えられます。
ライティングの仕事は日本語が書ければ誰でも簡単にできる
単価が低くても仕事がないから受けるしかない
実績がないから単価が低くても受ける
特別なスキルや知識が不要
簡単にチャチャっと書ける
品質やオリジナリティが重要でない
これらの誤った認識が、発注者や受注者の双方に存在するからではないでしょうか!
発注者は、低コストで高品質な記事を求めます。受注者は、ちゃちゃっと簡単に稼げると思って多くの案件を引き受けます。
しかし、実際には、ライティングの仕事はスキルや知識や労力や時間を必要とする専門的な仕事です。低コストで高品質な記事を量産することは不可能です。思ったほど簡単に稼げることもありません。
初心者は悪質案件に引っかからないようにするためには、どうすればいいのでしょうか?まずは、ライター初心者狩り悪質案件の特徴を知ることが大切です。
ライター初心者狩り悪質案件の特徴
ライター初心者狩り悪質案件の特徴は、以下の通りです。
低賃金
ライター初心者狩り悪質案件の最大の特徴は低賃金です。ライターの仕事は一般的に文字数や品質、納期などによって報酬が決まります。しかし、初心者向けの悪質案件では、これらの要素に関係なく極端に低い報酬が提示されます。例えば、文字単価0.1円です。1000文字の記事で100円や200円といった報酬です。これは、ライターの仕事の相場と比べても明らかに不適切な報酬です。
不当な条件
ライター初心者狩り悪質案件のもう一つの特徴は、不当な条件です。ライターの仕事は、発注者と受注者が契約書や規約などで条件を明確にすることが望ましいです。しかし、ライター初心者狩り悪質案件では、契約書や規約が存在しないか、あっても不利な内容になっています。例えば、以下のような条件です。
納品後の修正や追加が無制限に求められる
納期が極端に短い
納期に遅れると違約金
報酬の支払いが極端に遅い
品質が低いと報酬を払わない
納品した瞬間に音信不通になる
納品した記事を他のサイトに無断でリライトして転載される
これらの条件は、ライターの権利や利益を侵害するものです。
ブラックな労働環境でこき使ってやろうと、思っている悪徳な運営会社は、一方的に自分が有利なルールを構築します。
クラウドソーシング悪質案件の事例
個人的な主観ですが今まで見てきた中で、地雷率が高い案件の特徴をあげます。これらの条件の所には、近付かないのが吉です。
報酬100円
応募時にテストライティング100円の所はヤバいです。一記事だけ書かせて持ち逃げされる臭いがプンプンします。
「完成後、追加で報酬を払います」とか「多数の応募があり全ての契約に仮払いをすると資金的に厳しいため」とかも要注意です。後者はもっともらしい事を言っていますが、本来なら納品した金額にちゃんと払うものなので、それが用意できていない時点で怪しいです。もしくは資金繰りに苦しい所なので倒産の恐れがあるかも…
文字単価0.1~5円
最初に紹介したTwitterの事案もこれですね。文字単価に幅を持たしている所は、だいたい最低の文字単価しかくれません。あんまり低い金額だと人が集まらないから書いているだけです。
10記事納品で支払い
初心者にはムリな納品数を提示して、途中で辞めたら1円も払いません!
纏まった仕事が取れるから一見良さそうですが。いやいや初心者でいきなり10記事はムリです。マイル払いと言う分割払いにしてもらいましょう。
そうしないと、せっかくヒーヒー言いながら5記事書いたのに、急に音信不通になったり、レスポンスが3週間後になったりと、牛歩戦術を使ってくる香ばしい事例もあります。
テストライティング無料
搾取オブ搾取。もはや1円もださずに納品させるパターンです。1記事でもタダ働きはいやなのに、3記事までテストだぜ!みたいなところもあります。
一生近付いてはいけない案件です。
外部連絡大好き
すぐにラインやチャットワークに招待して、そこで詳しい条件を提示してこようとします。または詐欺教材を売ろうとしてきます。
君を育ててあげる
やたら暑苦しい文面が特徴です。実績をつくれるだけでなく、納品したらプロのライターが文章の修正やアドバイスをするよ。みたいなことが書いてあったら要注意です。
もし悪質クライアントに引っかかったら
今以外の事例で地雷を踏んでしまったら、すぐクラウドソーシングサイトに通報してください。マジですぐです。できたら証拠になるようなモノがあればスクショを取った方が良いです。
仮払いがあるからサイト上でちゃんと納品していれば、ほとんどの場合はノーギャラにならずに済みます。
ただし、もめ事は不介入だから個人で連絡を取れ!みたいなクラウドソーシングサイトもあるので、信用しすぎない方が良いです。
文字単価0.5円以上を狙おう!
全てがとは言いませんが文字単価0.5円以下の案件は最初から安くライターをこき使ってやろうと考えています。それによく分からないレギュレーションも多いです。その仕様書を読むだけでも大変です。割に合わないです。
初心者でも0.5円~1円くらいの文字単価の案件ならば、応募文さえちゃんとしていれば通ります。実績ゼロの人はタスク案件を2件くらいやれば十分です。ムリに危ない橋を渡るよりも、良質なクライアントにだけ応募しましょう。
もし、今案件がなくても、また時間がたてば自分に合った案件が出てきます。ムリに変な所と契約して消耗せずに、長い目でライターに挑戦していきましょう。