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【悲報】飲食店従業員は全員失業!無人化するマクドナルドから考察できる未来

都心部の人ならすでに見たことある光景でしょうが、マクドナルドはセルフオーダーレジを全国的に導入中です。

従来の有人レジは減少してやがては消滅。それと並行してキッチンの無人化も進めています。

企業としての合理化を追求すれば、行きつく先は無人の全自動マックが完成します。

マック以外でもバーガーキングやケンタッキーでもセルフオーダーレジが導入されています。この流れは加速して他の外食チェーンでもドンドン自動化が進みます。その結果、近い将来、チェーン店の飲食店からは人間が消えてしまうでしょう。
仮にいたとしても奥にシステムを管理する人が一人だけとかです。

なんか昭和にあったハンバーガーの自動販売機が、超進化した形とみたいですね。

1. 有人レジがなくなる理由とは?

近年、マクドナルドをはじめとする大手飲食チェーンで「有人レジが消える」店舗が増加しています。その背景には、いくつかの重要な要因が存在します。

人件費削減と効率化の追求

飲食業界は長らく低賃金の大量雇用に頼ってきましたが、最近は最低賃金の上昇や人手不足問題が深刻です。

仮に採用出来たとしても、採用コストや教育コストなどがかかります。企業的には奴隷は欲しいけど金はかけたくない!それが本音なので人件費削減が大きな課題。

そこでセルフレジやモバイルオーダーの導入です。導入コストはかかりますが、長期的な目でみたら費用削減と利益創出の効率的な手段として注目されています。

↑外部記事ソース

コロナ禍がもたらした「非接触」のニーズ

パンデミックを経て、多くの顧客が「非接触」の取引を好むようになりました。もしくは非接触があたりまえの社会に。

そういった背景もあり、セルフレジは接触機会を減らし衛生面での不安を軽減するソリューションとして定着しつつあります。

陰キャの僕にとってはセルフの方が楽に感じます。

デジタルネイティブ世代が支持する利便性

スマートフォンやタブレット操作に慣れ親しんだ世代にとって、デジタルデバイスを使った注文は、むしろ自然な選択肢です。こうした利便性は、次世代の顧客基盤を取り込むためにも重要です。

ポテトの時にケチャップのオプションや、ピクルス抜きなども頼みやすいですし、クーポンで無料のコーヒーを1杯だけ頼んでも嫌な顔されないのもいいですよね。

2. 進化するキッチン!自動調理の可能性

有人レジの撤廃が進む一方で、マクドナルドはキッチンの無人化にも力を入れています。これは、飲食業界における技術革新の次なるステップといえるでしょう。

ロボット導入の現状と課題

アメリカの一部の店舗では既に、ポテトフライの自動調理ロボットや、パティを焼く工程を自動化する技術が試験導入されています。これらのロボットは、均一な品質と迅速な調理を実現し、人手によるミスを大幅に削減しています。

ただし、初期導入コストの高さやメンテナンスの問題が課題として残っています。

自動化が生むスピードと精度

ロボットは正確な作業を迅速に行うため、ピークタイムの対応能力が人間よりも大幅に向上します。何時間労働でも集中力が落ちないのは機械のいいところです。

正確なオーダーは顧客満足度の向上につながる一方で、現状では全工程をロボット化できていないため、完全な自動化にはまだ試行錯誤が必要です。ただし、この問題は時間の問題でじきに解決されるでしょう。

人手不足を技術で補いたい

労働人口の減少が進む中、無人化技術は飲食業界の持続可能性を支える鍵となっています。

ロボットが人間の役割を補完することで、業界全体がより効率的に運営される未来が見えてきました。

3. 無人化が飲食業界に与える影響

飲食業界での無人化は、単なる技術革新にとどまらず、業界全体に大きな影響を及ぼします。

労働市場への影響は?仕事がなくなる?それとも変わる?

無人化の進展により、レジ係や調理補助といった従来の仕事は減少します。
新たに必要となるのは、ロボットのメンテナンスやシステム管理、データ解析など、技術を扱う専門的なスキルです。飲食業界の雇用構造そのものが変化すると予想されます。

システム管理とデータ解析はAIがするようになるから、最終的にロボットを修理メンテナンスする人だけが暫くは残ります。ですが、それもやっぱり10年単位で考えたら、いずれはロボットにとって変わられます。

飲食業のサービス価値はどう変わるのか

「スピード」や「正確性」といった自動化の利点が顧客に評価されます。その一方で「人間らしい接客」を求める人も一定数いるから、個人店が再認識される可能性が高いです。

顧客体験を向上させるために、どのようなサービスが求められるのか、再考する必要があるでしょう。スナックが最強の飲食店だと言われていますが、本当にそうなるカモです。

4. 無人化時代に必要な「人間の役割」

完全な自動化が進む中でも、人間が果たすべき役割は依然として存在します。

技術を監視・保守する仕事の需要

機械が停止した際や、トラブルが発生した際には、速やかに対応できる人材が必要です。ただ、そんな人間はエリアごとに一人いれば良いので、後の余剰人材は全員クビです。

飲食業の未来に求められる新スキル

小規模な飲食業においても、ITリテラシーや機械操作の知識が重要になります。半自動化くらいの飲食店なら、新たなスキルセットを持つことで、無人化が進んでも活躍の場を確保できます。

「人間らしさ」を活かす接客の未来像

無人化がどれだけ進んでも「人と人とのつながり」を求める顧客層は一定数存在するでしょう。

高付加価値な接客サービスを提供する場面では、人間の役割が引き続き重要となるでしょう。

前述のスナック系やバーテン、立ち飲み屋の気さくな大将。もしくは、それとは対極にある高級レストランの丁寧な接客なんかも大事な要素です。

5. まとめ―全自動化はもう始まっている!

マクドナルドの無人化は飲食業界の未来を示しています。自動化が進むことで業界の効率性は飛躍的に向上し顧客にとっても便利な社会が実現するでしょう。

飲食業界は無人化を進めるお店と「人間らしいサービス」をどのように提供していくのかを付加価値として模索するお店の二極化が進みます。

セルフオーダーレジとキッチンロボット。これからの飲食業界は、技術革新で全く新しいフェーズへと突入します。「ゲームチェンジ」はもう起きました。この波は不可逆的に進みます。

チェーン店で働く従業員の人はマジで全員クビになる恐れがあるので、今のうちにリスキニングして身の振り方を考えておくのが良さげです。




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