2b2t.townの将来構想(その１)
こんにちは、猫工場です。2b2t.townサーバーの将来構想についてDiscordで会話したので、メモを。
サーバーの大目標は、ほぼアナーキーなサーバー上でMMOプレイができるようなゲームシステムを発見すること。
MMOとは、何年もかかるような巨大事業を組織的に計画・実行できるゲームを意味する。
ほぼアナーキーとは、ガチガチの土地所有権管理が存在しない、どこでも掘ったりブロックを置いたりPKできる自由があること。
この大目標は非常に難しい。もちろん、現時点では答えがみつかっていない。この答えについて、プレイヤーと一緒に考えて実験を続け、何とかして発見しようというのが、2b2t.townサーバーでやりたいことだ。
大目標実現の鍵は、荒らしの扱いである。荒らしは、通りすがりの一見さん荒らしと、サーバーに定着している、しがらみをもつ荒らしに分けられる。
一見さん荒らしにサーバーにとって利益はないので、現在ではNewbieクラスからスタートし、エメラルド64個を特殊チェストに納品したらExplorerクラスになり、+-3000以上の範囲に行けるようになっている。
サーバーに定着している荒らしについては、それは生態系の一部なので、共存ができるシステムを見つけ出す必要がある。
マイクラは、構築のコスト100に対して、破壊のコストが1ぐらいという非常にアンバランスなゲームだ。なので、土地の所有権を分けるという発想に普通はなる。しかしそれはあえてやりたくない。 Newbieシステムの発展系に何かヒントがあるかもしれない。
何の行為が悪くて、何の行為が良いか、というのをサーバーで一律に決めることをやりたくない。それはマイクラの良さを減らしてしまう。
行為の善悪については、それぞれの領域で活動するプレイヤーが、自分達の文脈で決めてくれれば良い。決めた結果としてプレイヤーの判断で牢屋に閉じ込めたり釈放したりはできてもよい。サーバーで一律じゃなければよい。
https://2b2t.town/ はこんなことをずっと考えたり話をしながらつくっているので、興味あればDiscordに来て下さい。
次は中目標についても書く予定