1.12.1及び1.12.2から1.16.5への移行方法
本記事では主に音ブロックの1.12.1 forgeおよび 1.12.2 forge(以下、移行元)から1.16.5 fabric(以下、移行先)へのnotebetterの移行方法について述べていく。
今回は既に移行先のプリセットは作られており、fabricやAPI,notebetterfabricを導入し、一度起動して動作確認が済んでいることを前提としている。
動作確認環境は以下の通り
Windows 10 pro / Windows 7 home premium
i9 9900K
RTX 3090×2
Minecraft 1.12.1,2 forge→1.16.5 fabric
注意事項
この記事内で紹介する移行方法による損害は全て自己責任である。移行するときはデータをバッ クアップしておくことを強く推奨する。
また、この記事はこの移行方法が100%であることを保障するものではないため、万が一移行に失敗したらフィードバックを送ってほしい。
はじめに
ここで1つ移行ができない(ワールドデータが引きつげない)可能性があるパターンがあることを知っていただきたい。
それはJEI(Just Enough Item) などのアイテム IDを実質無限にするようなModを使って読み込まれたワールドデータである。
ただしこの場合JEI等同系列のアイテムID改変Modと互換性を持っている可能性が高いため、そのModを適宜導入することで引き継げる可能性がある(未検証)。
しかしながら一度でもアイテムID改変Modを導入していないプリセットで読み込んでしまった場合、最悪地形がまっさらになってしまうので気をつけていただきたい。
移行方法
ワールドの移行はsavesをコピー&ペーストで済むので割愛させていただく。移行先のフォルダを開く。
これらのフォルダが同一であるときは、ファイルが混同するのを防ぐため新しいフォルダを作り、そちらに移行していく。
移行先のconfigフォルダからnotebetterfabric.jsonを開く。
{
"mappings": [
{
"block": "minecraft:air",
"sound": {
"sound": "minecraft:harp",
"volume": 1.0,
"pitch": 1.0
}
}
]
}
デフォルトではこのようになっている。
これをお手元の移行元/config/notebetter/default.jsonをもとに書き換えていく。ここに例を載せる。
{
"mappings": [
{
"block": "minecraft:diamond_ore",
"sound": {
"sound": "minecraft:lharp",
"volume": 3.0,
"pitch": 1.0
}
},
{
"block": "minecraft:diamond_block",
"sound": {
"sound": "minecraft:hharp",
"volume": 3.0,
"pitch": 1.0
}
}
]
}
あくまでこのjsonファイルは1行扱いなのでしっかりと括弧を閉じたらカンマを打つことを忘れないように。volumeは3.0で48ブロック先まで聞こえる。
また、このMODは/notebetter reloadとコマンドを入力すると設定を再度読み込んでくれる。したがっていちいち再起動して確認はしなくてもよい。
リソースパック
リソースパックは音源の場所を変更していない場合はそのまま流用することが可能。念のためsounds.jsonの例を載せる。
{
"hharp": {
"category": "record",
"replace": false,
"sounds": [
"block/note/hharp"
]
},
"lharp": {
"category": "record",
"replace": false,
"sounds": [
"block/note/lharp"
]
}
}
これらのファイルが以下のような構成になっていれば大丈夫だ。
紹介
はっかくさんが1.16.5fabricにおけるおすすめMODを紹介している。
また、私のほうでもMODの紹介をしている。こちらで紹介されているMODはすべて動作確認済みだ。
宣伝
youtubeでいくつか音ブロックの製作をしている。
こんな動画を不定期で更新している。
ほかの動画は概要欄、またはチャンネルから。
twitterでも音ブロックに関することを発信している。