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日本のラッコの話 | 国内水族館で2頭だけに...
こんばんは、みねです☺︎
先日、伊勢神宮へ行った際に鳥羽水族館にも行きました。
有名な水族館だし寄っとくか〜と何の気なしに訪れましたが、完全ノーマークだったラッコたちに心をわしづかみにされました🦦♡
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最近水族館で実物のラッコを見ていないな…と気づいて調べたところ、2024年12月時点でラッコに会えるのは鳥羽水族館とマリンワールド海の中道と2つの水族館だけでした。
元々は国内の水族館で100頭以上飼育されていたラッコが、いつの間にか3頭だけになり、2000年には絶滅危惧種に指定されていたのです。
そして、先日マリンワールド海の中道で飼育されていたラッコのリロくんが亡くなりました。
お知らせ
— マリンワールド海の中道【公式】 (@marine_uminaka) January 4, 2025
2025年1月4日7時18分、リロが死亡しました。
体調を崩してからは治療を続けて参りましたが残念でなりません。
ラッコの魅力を伝えてくれたリロ、そしてリロを愛してくださった皆さまに感謝いたしますhttps://t.co/dw5Z7GzHiT pic.twitter.com/y57iHkgYch
リロくんは17歳と、人間に換算すると70〜80歳にあたるおじいちゃんラッコだったそうです。(通称はイケおじラッコ🦦✨)
鳥羽水族館のメイちゃんは20歳・キラちゃんは16歳と同じく高齢です。
元気いっぱいな姿を見せてくれている2頭ですが、いつ会えなくなってもおかしくないんですね。
すっかりファンになったので、鳥羽水族館のライブカメラを毎日見ています。
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鳥羽水族館ラッコ水槽ライブカメラ TOBA AQUARIUM SEA OTTER LIVE CAMERA
顔はもちろん動作の一つ一つが半端なくかわいいラッコですが、実はとても賢いんですね!
二足歩行で歩いたり、おもちゃを飼育員さんに渡したりとすごく芸達者です。
動物の芸は見せ物というイメージがありましたが、実は健康状態の確認が第一と知りました。
トレーニングを通じて、飼育下でも動物の習性を保てるよう工夫しているそうです。
また、信頼関係を築くことで触診もできるようにしているんですね。(動物だって信用できない人に触られるのは嫌だよね)
愛らしいラッコに興味を持ち、生態や飼育について調べることで、水族館の方々の愛情深さを知ることができました。
本当は野生で生きる方が動物にとって幸せでは…と考えるときもありますが、環境が整った飼育下で、人間の愛を感じながら生きていると思いたいです。
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鳥羽水族館ラッコ水槽ライブカメラ TOBA AQUARIUM SEA OTTER LIVE CAMERA
2025年に入り、国内水族館でラッコに会えるのは鳥羽だけとなりました。
ラッコだけでなく、これまた芸達者なセイウチや非常に珍しいイロワケイルカ、国内で唯一ジュゴンに会える水族館と魅力たっぷりです。
まずはYouTubeでその魅力を感じてから行くとさらに楽しめそうです〜!!
何回見ても飽きない飼育員さん目線のキラちゃん…尊すぎる( ; ; )❤︎!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました☺︎