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【映画感想】みんな元気⭐︎⭐︎

みんな元気』(みんなげんき、原題:Everybody's Fine)は、2009年アメリカ映画1990年イタリアで公開された同名映画のリメイク作品。日本では劇場公開されずビデオスルーになった。主題歌はポール・マッカートニーによる「(アイ・ウォント・トゥ)カム・ホーム」。全米2位初登場のスマッシュヒットとなった。
 仕事から引退し、最近妻を亡くしたフランク・グードは、4人の子供たちが家を訪ねてくるのでその準備に忙しい。しかし、直前になって次々とキャンセルの電話がかかって来る。1人にも会えなかったことに少し落ち込んだフランクは、子供たち1人1人に会いに大陸横断旅行に出かけることにする。Wikiより

 子には子の人生があって、親には親の人生があります。たとえ親が親の人生を投げ打って、色々なものを犠牲にして子を育てたとしても、子の人生は子のもの。私はそう思っています。
 だから、大人になったら親に人生を返さなきゃ。実際には返せないし親子でなくなるわけじゃ無いけど、自分のことを考える時間を減らしてあげて、安心させることが人生を返すということになると思うんです。

 この前友人が「お母さんが、実は料理が苦手でしかも嫌いなんだって」とショックがってました。そう打ち明けられたんですって。その子はほぼお母さんの手作り料理とお菓子で育ち、駄菓子屋とかファーストフードに数回しか行ったことない、ピザもいつも手作りで、デリバリーを知らないような子なんですけど。お母さん頑張ってたんだなーと感謝するところを、あまりにショックだったんでしょうね。親が本当はどんな人か、何が好きなのか、子は「こうあって欲しい!」が強くて、実は何にも知らないのかもしれません。
 家族が家族でいられるのは限りがあって、意外と短いです。

 映画の話ですが、「親しき仲にも礼儀あり」いくら家族でも別に暮らしてるんだから、突然行くのはやめたほうがいいと思います。それかせめて「突然行くのは迷惑?」と聞いてみてほしいです。要確認。それがずっと頭にあって、もう自立してるのに…と、子どもが可哀想になってしまいました。

 


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