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【映画感想】森の中のレストラン⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

森の中のレストラン』(もりのなかのレストラン)は、2022年11月19日に公開された日本映画。監督は泉原航一、主演は船ヶ山哲、ヒロイン役に畑芽育
 奥深い森の中にあるレストランを舞台に、癒えない傷を抱えた孤独なシェフと絶望を抱える少女との交流を描く。Wikiより

 今から死のう、という男がいた。ある森の中で。木の枝にロープをかけ頭を輪の中に通したが、偶然地元の猟師に助けられた。猟師は、助けた男を経営しているレストランで雇うことにした。
 ある日、レストランに1人の少女がやって来たのだがーー。
 助けられた男、猟師、少女、それぞれが抱えるものとはーー。

 日本の自殺者は、とても多いと聞いたことがあります。コロナの時期も増えたと、ニュースで言ってましたよね。
 私も以前辛い時期があって、そういう時はとても誰かに相談とかはできないという状況でした。もう、嫌だな、消えちゃいたいなとかじゃなく、「消えるしかない」と思い込んで、毎日無表情で涙だけが出るといった感じでした。そんなとき、父がガン宣告を受け、半年後に亡くなったんです。ああ、自分で終わらせなくても、人はいつかは必ず死ぬというのを教えてもらって、私はホッとして、落ち着くことができたんですけど。すごく難しい問題です。

 この映画は他にもDVや、児童虐待の問題も取り上げています。見ていてとてもツラく、苦しくなります。
「逃げて!」何度も心の中で思ったけれど、そう簡単にはいかないんです。難しいです。それでも逃げてほしい。なんとか助けを求めてほしいです。
 

 


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