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【映画感想】彼の見つめる先に⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

彼の見つめる先に(The_Way_He_Looks、Hoje Eu Quero Voltar Sozinho)は、ダニエル・リベイロが監督、製作、脚本を手がけたブラジルの映画である。Wikiより

 生まれたときから目が見えないレオ。レオをいつも助けている幼馴染のジョバンナ。ジョバンナはいつもレオを手助けし、いじめる奴らからも守っている。2人はいつも一緒に遊んで勉強して大きくなった。
 ある日クラスにガブリエルという転校生がやってきた。彼はレオが目が見えないことは気にせずに、すぐに2人と仲良くなる。仲良し2人組は3人組になって、レオとジョバンナの関係性は少しずつ変わっていく。

 ずっと子どもでいられたらいいのに。そう思ったことありますか。とくに男女の友情が絡んでくるとね。何しろ永遠のテーマですから。
 たぶんこの映画は男女の友情を描きたかったわけではなく、もっと違うことを言いたかったんだと思います。思いますが、私はそう思ってしまったのだから仕方ないです。

 みんな、いい子たちだなぁ。レオもジョバンナもガブリエルも。しみじみ。

 でも子どもは大人になる。必ず。私もいい大人です。今となっては、親のことを鬱陶しく思ったり自分はもう大人だとか思ったりなんて、懐かしいです。親にも友だちにもイライラして、ほんと脳みそがどうかしてたんでしょうね。

 レオをいつもいじめてた子、たぶんレオを好きだったんでしょうね。好きな子には好きって言えばよかったと気がついたかな?
 
 好きな人に好きってたくさん言います。
ありがとうもごめんねも、ちゃんと言います。
 見終わってなんだかそう思えたから、この映画を見てよかったです。

 

 

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