【映画感想】 SNS－少女たちの10日間－⭐︎⭐︎⭐︎

児童に対する性的搾取をテーマにしたチェコ発のドキュメンタリー。12歳の少女を装った女優たちが、SNSで10日にわたって友人を募集するというリアリティショーの行方を追いかける。監督を務めるのは、バルボラ・ハルポヴァーとヴィート・クルサーク。テレザ・チェジュカー、アネジュカ・ピタルトヴァー、サビナ・ドロウハーらが出演する。R15+

　もし自分が12才の女の子だったら。
　もし自分が12才前後の女の子の親だったら。
　私はもう大人ですけど、大変にショックな映画でした。でもこれが事実なんですね。
　子どもってほんと複雑です。ダメって言われたことしたい。放っておいてほしい。でも注目してほしい。褒めてほしい。可愛がってほしい。
　子どもを守るにはどうしたらいいでしようか？　たぶん答えは１つではなく、しかもそれらを１つずつのんびりやっていく時間はない。そして、犯罪はダメだけど性癖は取り締まれないから、つまりああいう男性はいなくならない。
　子どもをそういうところから、できるだけ遠ざける。それには、怖い思いしたとか体験談を聞かせたり、こういったドキュメンタリー映画を見せるのもいいかも知れません。