【映画感想】人狼ゲーム 夜になったら、最後⭐︎⭐︎⭐︎
2021年制作。アメリカ。サスペンスホラーコメディ。
『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』を思わせる題名。どっちも良くないと思いながら、ゲーム好きなので、ちょっと気になっていました。
「若者がみんなで人狼ゲームをやるというお話?」と思っていたけれど、違っていました。誰が犯人なのかわからないで、疑いあってる状態を「人狼ゲーム」というのかな? たぶん…と誰にも聞けないままでおりますが。
主人公のレンジャー、フィン。フィンはとにかく優しく、いい人。小さな田舎の街、ビーバーフィールドに赴任してきた。
滞在するたった1つしかないホテルで出会う人たち、そしてこの街で暮らす他の人たちもみんな、あまりにも変わっていた。ホテルで出会った1人、郵便配達人のセシール。彼女も何だか変わっていて…。
どうでもいいですが、最初に彼女への留守電でフィンが言っていた「声が聞きたくて」というのがどうしても引っかかるのです。いえ、正直に言うと羨ましいんです。言われたことない。言ったこともない。なるほどね、こういうことが羨ましいのね、自分って。
誰が人狼なのか。次々起こる事件。誰も人狼じゃないのでは。そんなバカな。そもそも人狼って何?
私は割と鋭くない人間で、いつも大体犯人は最後まで分からずフルに楽しめるタイプですが、これも全然分からなかったです。最後は全く予想してなかった結末で、思いがけない助けもあって見事解決。
愛されキャラのフィンは、来た早々にこんな目にあって気の毒でしたが、美味しいサンドイッチでも食べて頑張って欲しいです。