【映画感想］ステージ・マザー⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

『ステージ・マザー』（Stage Mother）は2020年のカナダのドラマ映画。監督はトム・フィッツジェラルド（英語版）、主演はジャッキー・ウィーヴァーが務めた。亡くなった息子から経営不振のゲイバーを相続した母親が、その再建を目指す姿を描いたコミカルドラマ。

　コミカルドラマだそうですが、私は感動しました。
　生前、息子さんに同性愛者だと打ち明けられて、ママはショックだったんですね。そこから疎遠になってしまった。そこで拒絶ではなく、もっと近づけばよかった。話し合えばよかった。でもお互い、まさかそんなに早く会えなくなるなんて、思わなかったから。んー残念です。仲直りできないまま亡くなるなんて、想像してなかったのでは？　これはツラいですよね。
　ママが旦那さんを放っておいて、ゲイバーの再建に乗り出したのは、息子のことをわかってあげられなかった後悔の気持ち、ごめんねの気持ちもあったのかなと思いました。でもきっと、息子さんは見ててくれたと思います。

　大好きな人には、ごめんとありがとうは、早く言ったほうがいいですね。