【コラム】今日も診療室で#4
左下の奥歯が痛いと診療開始時間前に飛び込みで来院された男性Cさん。
激痛とのことで、痛み止めも効かず、頬っぺたも大きく腫れている。
急患対応として、急いで診療室へ。
診察の結果、根っこの先に膿ができており、それによって痛みが出ていると判明。
その後、根っこの治療を続けるもまだ少し痛みがあると言って、しばらく通院されていたある日、診療室に入ってきた姿をみてびっくり。
松葉杖をついており、なんと左足を骨折したそう。
泣きっ面に蜂、弱り目に祟り目、一難去ってまた一難、いや去ってない、とか思いながら、松葉杖を預かり、診療台に座ってもらいました。
診療チェアを倒す時も、足の下にクッションを挟み、治療へ。
歯の痛みに加えて、足の痛みまで、なんとも言えませんでした。
ただ、今では骨折した足もほぼ治り、普通に歩いて来院されています。
それはそうと、Cさんのような歯の根っこの膿があるかどうかは、目では見えません。
レントゲンでしか確認できません。
みなさんも、痛みがでる前に是非定期検診でチェックしてもらっておくのをおすすめします‼︎