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そつがないよりそつあるけど愛がある方がいい
「そつがない」という言葉がありますよね。
オトナになると、「きちんと」「そつがなく」
「問題なく」「お行儀よくしたい」と
思うものです。
でも、心の中で何を考えているか
わからない人より
不器用で、そつありまくりでも
愛のある方がいい(笑)。
私はそんなふうに思ってます。
こう言うと、
「言いたい放題で良い」
「相手に感情をぶつけて良い」と
言っていると勘違いされる方がいますが、
それは違いますよね。
誰だって感情をぶつけられれば
痛いものは痛いし
言葉のトゲで刺さないで欲しいと
思っています。
そして、文句ばかり言う人や
あら捜しをする人とは、
私は、静かに距離を置きます。
やはり、相手に愛情がなければ
伝える気にもなれません。
でも、この年になって気づいたことは、
全てのことに「100ー0」は
ほぼないということです。
ほぼ、ですけど。
(もちろん例外はあると思いますが)
例えば10%でも、
「ああ、こうすると良かったんだな」と
学ぶべきところはあるはず。
それは「自分を責める」というのではなく、
未熟だった自分に気付いて認めるということです。
そして、過去に対して「ごめんなさい」と思い
頑張ってもその程度だった自分に
「頑張ったことを認めて未熟さを許す」という
課程を踏んでいく。
そうすることで、前に進み易くなります。
この過程を繰り返していると、
どんな人も失敗するし
コケるし
どこかは欠けていると気づいて
目の前の相手を許せる気がします。
問題は、「自分は間違ってない」「正しい」と
信じ込んでしまうことかもしれません。
間違いや矛盾を自分の内側に認められないと、
自分の外に悪者を見つけるしかなくなります。
そもそも私たちは
欠陥や間違いだらけの生き物なので
根底に愛情があれば、アレコレの違いや凸凹は
越えていけるものなのかもしれません。