ローカルコミュニティと不便益

2月17日(水) メンヘラニスト通信
(昨日のFacebookの記事から転載)
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【ローカルコミュニティと不便益】
　
　
おはようございます☀
昨日は配信と無配信含めて
4人の方と話しました。
配信オバケ改め配信地縛霊です😇
　
　
昨日の記事の続き…
ローカルコミュニティの強みを話しましたが
今日はローカルコミュニティと不便益に
ついて書いていきます。
　
　

●不便益とは…

　
　
これは西野さんの記事を読んでる
サロンメンバーさんなら分かると思いますが
不便という中に価値があるということ。
　
　
例えば富士山とか高い山に
山登りをする登山客にとって
車で簡単に頂上に登れる山に
価値がありません。
　
　
険しい山を頑張って登って
ようやく頂上に辿り着いて観る絶景や
達成感に価値があるんです。
　
　
その不便益とコミュニティは
どういう関係があるのか…
　
　

●共通言語の中に不便益が生まれる

　
　
登山客が登山をする中で
頂上を目指して登る人と下山する人が
すれ違うことがあります。
その時に挨拶する文化があったりします。
　
　
街中ですれ違っても挨拶しない
赤の他人になぜ挨拶するのか…
そこには険しい山道を登る辛さを
共感する共通言語があるんだと思います。
　
　
もう一つ例を出すと…
野外フェスでモッシュ・ダイブして
盛り上がるファン達が大勢いますが
そこに混ざった女の子がコケると
みんなで一斉に助ける。
　
　
それはケガするから…と
当たり前のことかもしれませんが
ちゃんとそこにマナーや思いやりという
共通言語があるから瞬時にみんな動くんです。
　
　
コミュニティというのは
独自の共通言語が生まれることで
強くなるし盛り上がる。
　
　
共通言語とは〇〇が好きとか
そのコミュニティの中の絆です。
その中には悲しむ人や困ってる人を
ほったらかしにして自分達だけが
楽しむことがダサいんですよね。
　
　　
ダサい、ダサくないだけじゃなく
そこにいるみんなは仲間だという
意識が強くなる。
　
　
ローカルコミュニティを強くするのは
共通言語だと思うんです。　　
　
　
共通言語があればマイナスポイントや
危険なこともお互い注意して絆が生まれる
それが不便益になる。
　
　
そこには利害関係がなく
みんなのために、このコミュニティのために
主体的で集落的な共存意識ができる。
　
　

●不便益はストーリー

　
　
不便益というのは後からじわじわと
意味を深めます。
　
　
『あの時大変だったよね〜』
と語り合うネタってだいたいアクシデントや
トラブルが多いと思います。
　
　
不便益というのは
予想外…予想できても大変な経験という
ストーリーがあるから価値がある。
　
　
車で簡単に頂上まで登れる山に
あっさり登ってしまっては
思い出にもならない。
　
　
共に苦労して、時には喧嘩したり
意見が食い違ったりしながら
ぶつかり合って目標に向かって
協力し合うことで絆ができる。
　
　
あの時こうだったんだよな〜
というストーリーがより共感を生み
ファンができる。
　
　
紆余曲折を経て成し遂げた…
というプロセスをコミュニティの中で
共有できるところにコミュニティの
価値がある。
　
　
多額の投資をして優秀な人材を集めて
スーパーハイクオリティのモノを作る
大手にはできないことだと思います。
　
　
そこにはファンが主体的になってないから。
　　

●不便益をどう設計するか

　
　
大手でもなければ影響力もない
我々のような一般層が今後
好きな人達と生きていく
好きなことで生きていくには
ローカルコミュニティを作っていく
ローカルコミュニティに属していく
ことが大事な気がします。
　
　
不便益は偶然の産物もあるけど
自分達で設計することもできる。
　
　
西野さんがやられてることで言えば
五反田のスナックCandyは入店するとき
スマホを没収される。
お店にいる間はスマホをいじれないから
人と話すしかない。
　
　
でもクローズの場だからできる話だってあるし
その瞬間の出来事はSNSで上げられない。
　
　
イベント会場をバリアフリーにすることは
良いことだけどそこを敢えて不便にすることで
車椅子の方をみんなで手伝って段差から
降ろしてあげるコミュケーションが取れる。
　
　
便利になって良い時代かもしれないけど
不便だったから良かった…という
モノもあるだろう。
　
　
その余白が人を優しくするの
かもしれませんよね。
その余白をコミュニティ内で
どう設計するか考えてみると
コミュニティが強くなるかもしれません。
　
　
僕もそれは考えていかないとなぁ
って思いました。
　
　
安心安全で優しい世界を作りたいですね！😊
　
　
ではでは👋