
基準は、いつだって「娘」!
今話題になっている、
「不適切にもほどがある!」阿部サダヲ主演ドラマですが、
先週の回で、セクハラが話題になっていました。
どこからがセクハラかわからない!というもの。
で、主役の阿部サダヲさんが、
「だれだって、女性は、人の娘。
自分の娘だったらどう扱うか?」
を基準にすればいい・・ということを言っていました。
娘が喜ぶことをしよう。
娘が嫌がることはしない!
というような内容。
笑ってしまいました!
なぜなら・・・
これ、私が20年以上前から、
セクハラ研修で講師の立場で伝えていたこと!
と、とても似ていたから!
そうなんです。
キーワード、基準は娘!なのです。
もっと具体的に言うと・・・、
セクハラって、本当に難しいのです。基準が。
訴えられた方は、全く認識がない。
「自分がそんなこと言われるはずがない。」
「俺は違うよね。」
って思っている。
でもね、
セクハラは、相手が感じてしまったら成立してしまう!
だから、気をつけてください!
って、いくら言っても、
みんな、
自分は違う!と思っているから、
全く通用しない。
そんな時、私が一番効果を感じたのが、
「隣に、自分の娘がいたら、
それ、言ったり、やったりします?」
でした。
これを言うと、
「あぁ・・・・・。」と、みんな、シュン・・となる。
笑っちゃうのは、「奥さん」じゃなくて「娘」です。
娘の前では、かっこいいお父さんでいたい!
時代は流れても、
娘」なんだなぁ・・と笑って今った次第。
私は、外資系メーカー人事部で、
コンプライアンスも担当していました。
会社ではハラスメント窓口も担当。
毎年何百人もいる全社員を小分けして、
数十回のハラスメント研修を担当していました。
そんなことを思い出したドラマでした。
それにしても、さすがのクドカンドラマ!
面白いですね〜。