マインドセット次第で見える世界が違ってくる理由とは?
マインドセットとは、マインド(心)にセット(設定)されたこと。
そして、マインドにセットされたものを見つけ出す、引き寄せると言われる脳の部位があることが注目されています。
その脳とは
哺乳類の脳幹にある網様体という神経の集まりで、体の生命活動を維持する働きをする「RAS(網様体賦活系)」と呼ばれる部位です。
脳の活動を支配する、コントロールセンターでもあります。
脳は毎秒4億ビットもの情報を処理すると言われてます。
そのうち意識的に処理される情報はわずか2千ビット。
割合を計算すると
2千 ÷ 4億 = 1/200000(20万)
つまり、脳が処理している情報の99.999%は、知らないうちに消えているのです。
その際に、どの情報を残して、どの情報を消すのかを選別してるのがRASです。
なぜ、このような部位があるのかと言うと、
多すぎる情報量だと、処理しきれずパンクすることから守ってくれているということと、
この部位があることで、Googleの検索機能やGPS機能にもなり、自分の望みを叶えるのに役立つからです。
RASは、私たちが信じてる情報だけを集めて、それ以外の情報は全て排除しています。
だから、どんなマインドセットをしてるかで、世界の見え方が変わってくるのです。
「世界は惨い」というマインドセットがあると、惨いこと証明する情報ばかり集めます。
逆に
「世界は素晴らしい」というマインドセットがあると、素晴らしいことを証明する情報ばかり集めます。
しかも、
その経験をするほど、その傾向が強まり、
前者なら
「やっぱり世界は惨い」
後者なら
「やっぱり世界は素晴らしい」
という結論になり、さらに強化していくのです。
そもそも脳のレベルで見える見えないが制限されてるので、誰かを見習って同じように行動しても、同じ結果にはなりません。
同じ環境にいても、結果は大きく違ってくるのです。
だから
もし、うまくいってないことがあったとしても、
「Rasで制限されてるためで、もしかすると、大丈夫なのかもしれない」
と考えることができます。
これは、失せものがあった時、いくら探しても、見つからないのが、
失せものを探すのを止めたり、同じものをまた買ったりすると出てきた経験はありませんか?
「ない」と思って探すと、「ない」けれど、
探すのを止めて「ない」を忘れたら、見つかって「ある」になる。
また買って「ある」になったら、失せたものが「ある」になるということです。
マインドセットが「ない」前提か、「ある」前提かの違いですね。
望むものが「ある」マインドセットに変えていくことで、「ある」世界が展開していきます。
具体的な方法などは、また次回以降に書いていきますね。