沢尻エリカさんの深層心理のマインドセット。なぜ、仕事で凄く成功してるのに、全く割に合わないことをするのか?
NHK大河ドラマの主演女優に抜擢され、女優としても高く評価されるなど、絶好調の沢尻エリカさん。
にもかかわらず、今回のことで、違約金10億円になるかもしれない、などと言われています。
人生は浮き沈みがあるし、いろいろある、薬のせい、と言えば、それまでなのですが、
しかし、それ以前に、潜在意識の中では、このようなことが起きるシナリオがあったと言えます。
なぜなら、人は心の中に、人生脚本のようなものを生きていく中で、書き上げていき、それに従って、無意識に生きてしまうからです。
1950年ごろにアメリカの精神科医のエリック・バーンが創始した心理学に、TA交流分析があります。
その中で、人生で繰り返されるパターンが起きることを、TA交流分析の中で人生脚本と呼ばれます。
もちろん、ご本人とお話をした訳ではないので、あくまでも推測です。
なぜ書くのかと言うと、ゴシップ的に書きたいわけではありません。
我々にも、思わぬ落とし穴のようなことは起きうるので、ここから学ぶために書こうと思います。
ここで沢尻エリカさんの過去を、ネットで少し調べました。
幼い頃は、ある程度、裕福な家だったようです。
しかし、父親が失踪。その後、帰ってくるのですが、中学3年の時に、ガンで亡くなってしまうのです。
そして、さらに、高校1年の時に、兄が交通事故でなくなる、と不幸が続きました。
それで、高校時代は、かなり荒れていたそうです。
子供の頃や思春期の頃は特に、視野が狭いので、身内に不幸があると、「自分のせい」だと思い込んでしまうことがあります。
例えば
「自分がいい子にしてなかったから、お父さんはいなくなった」とか、
失踪して帰ってきた父親であるならば、子供ならば「なんで?」と父親を責めるでしょう。
もしかすると「死ねばいいのに」なんて考えが出たことがあったかもしれません。
そこで、父親がガンで亡くなる。
そうなると
「私が、あんなこと思ったから」と罪悪感を感じるなんて可能性もあります。
大切な兄が亡くなれば、「私が代わりになれば良かった」なんて思ったかもしれません。
こんな感じで、自分を責めて、「幸せになってはいけない」と知らないうちに思い込んでしまう可能性もあるのです。
「自分は、こんなにもたいへんな目にあってないから関係ない」と思ったかもしれません。
そう思った方は、自分の幸せを感謝するのも良いでしょう。
ただ、上記のように、偏った考えから、自分を責めてしまい、幸せになってはいけない、とか思い込むことは、意外に多いのです。
なぜなら、特に小さな頃は、子供にとって親は絶対的な存在です。
幼い子供が親から見捨てられたら、生死に関わる大問題になります。
例えば、怒られて、外に出されて玄関のカギをかけられたり、怒鳴られたり、といったことでも、幼い子供からしたら、
親から見放されるかもしれない = 野垂れ死に
と極端に考える可能性はあるのです。
野垂れ死にまで、いかなくても、
お母さんを困らせる自分は悪い子供だ
とか
親から「バカ」と言われて鵜呑みにすることなど、そういう可能性は幾らでもあるのです。
しかし、もし、親からヒドい扱いを受けたとしても、親も同じような扱いを受けてきたからそうなった、とも言えます。
つまり、「人生脚本は何もない」という人はいないと言っても過言ではないのです。
表面上は、うまくいっても、他の可能性がうごめいてるなんてことは、みんなあり得るのです。
「そんな怖いこと言われも(泣)」という方
「そう言えば、同じようなパターンのことが起きてるかも・・・」と思った方
ここで朗報があります。
それは変えられます。
まず大事なのは、そういうことがあると気づくことです。
それによって、無意識に変な選択をしてしまうということはなくなる第一歩を踏み出すことができます。
ただ、心理学のセミナーとかに参加しても、似たような話を聞くことはありますが、なかなか自分に役立てられません。
だから、今後、このブログなどでも、頑張って伝わるように書いていきますね。