丁寧生活39日目 ゲストを迎えて起こった意外なこと
今日は、我が家にゲストが来てくれることに。
自粛生活に突入して以来、
ゲストをお招きするのはこれが初!?
夫婦共通の知り合いの、若い学生の日本人女子2名様。
夫の提案で、ムービーナイトをしました。
彼は、カジュアルなムービーナイトだから、
ピザでも注文して、こちらも気軽に構えておけばいいよ、
と、アメリカン~な考えだったのですが
私は、ニューヨークで学生の一人暮らしでは、
ちゃんとした食事もそれほど摂れていないだろうし
せっかく来てくれるんだったら、
我が家の夕飯を食べて行ってほしいなと思い
映画を見ながらでも、どんぶり一つで手軽に食べられて
色々具材も入れられる、五目ちらしを作りました。
人好きな息子は、久々のゲストに大喜びで、
一緒に映画を観て、食事も一緒にしたがっていたのですが
ゲストの好みで選んでもらった映画は
完全に大人向けで、息子が楽しめる類のものではなく
また別の機会に一緒に観ようね、ということになり
がっかりする息子。
食事の準備や、ゲストのおもてなしに専念したくて、
映画は観ずにいた私と一緒にいることになりました。
夕飯は皆で一緒にできないかな?と思い、
食事が出来上がってから、夫に、
映画を一旦ストップするか、映画を見終わってから
一緒に食べれないかと聞いてみました。
すると、
「あーあ、なんか面倒臭いことになってきたな。
映画はまだ半分程度の所だよ。
終わるまで待ってたらJ (息子) には遅すぎるだろ?
せっかく今いい所なんだから、途中で止めるのもさ。。。」
「だから言っただろ?今日は映画を楽しむ日で、
適当に何かつまむ程度でよかったんだよ。
食事を皆でしたかったら、
それは別の機会にすべきだったんだよ。」
今更そんなこと言われても。。。
ああ、日米の食事に対する捉え方の違いが、また明らかに。
日本だったら、映画館に行こうが、
誰かの家でムービーナイトをしようが、
食事はちゃんと、どこかで摂ろうとしますよね?
こちらのムービーナイトは、
ポップコーン、ピザ、ホットドッグにソーダが定番。
映画を観ながら気楽に食べられて、
お腹が膨らめばそれでいいのです。
ゲストの女子たちにも、どうしたいか聞いてみると
「私たちは、どっちでも全然大丈夫ですよ!(ニッコリ)」
私たちホストの意向を尊重します、という
日本人らしい、相手を気遣う答えが返ってきました。
結局、ゲストと夫は映画を見ながら食べ、
映画を息子に邪魔されないようにと
私と息子はキッチンにて分かれて食べることに。
またしてもがっくりする息子。
ゲストと一緒に、
楽しい時間を過ごすことを期待していた彼は
どうしても気持ちが収まらず
「一緒に何かしたい!」と、駄々をこねまくり。
このままでは寝かせられそうもなく、
映画終了後に皆でジェンガを1回プレイする、
ということでようやく皆が一致でき、丸く収まりました。
その後夫が、キッチンで片付けている私のもとに来て、
食事でモメたことについて、また話し出しました。
さっき私に伝えてきたことと同じようなことを言ってきます。
私が、日本での場合の違いや、
彼女たちに、ちゃんとしたものを食べて行ってもらいたかった
という私の心情を説明すると、
始めは、ここは日本じゃないんだよ。。。と言いかけ、
急に態度を変え、
「君の思いはわかった。そうだよね。
ちゃんと考えた上で食事を作ってくれてありがとう。
僕は感謝しなくちゃいけなかった。」
と言うので、
「私こそ、あなたは映画をメインに楽しみたかったのに
それを邪魔しちゃったよね。」
と返すと、
「いや、真面目に。
君はすごくよくゲストをもてなしてくれたよ。
君は僕にそんなこと言う必要はない。
君は素晴らしいよ!」
と、真に私への理解と尊敬を示してくれたのです。
おおおーーー。。。びっくり。。。!
今まで、こういうことで
さんざんぶつかり合ってきました。
何があっても、最終的に、必ず夫は謝ってくれていたのですが
そこに至るまでに、心が疲弊してしまうことが多かったのです。
丁寧生活チャレンジを始めてから、
ぶつかったときの夫の態度の変化の速度が
どんどん上がっているように思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございます!
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