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小学5年生が理解する「誤り訂正符号」(デジタル社会を支えるテクノロジー:誤り訂正符号って何?その31)

息子:「何か長かったね。」

私:「そうだね。『巡回符号』はいろいろと覚えることが多いからね。でも、『誤り訂正符号』が様々な所で使われるようになった最初の『誤り訂正符号』なんだ。スマホ決済で使われてるQRコードで使われてる『BCH符号』と『リード・ソロモン符号』はどちらも『巡回符号』の1種だ。民生品で初めて『誤り訂正符号』が使われたコンパクト・ディスク(CD)でも『リード・ソロモン符号』が使われてる。」

息子:「知らないうちに使ってたんだね。知らなかった。」

私:「そんなもんだよ。最近流行りの言葉の『DX』だってどんなことか分からないだろ?『DX』は"Digital Transformation"(デジタル・トランスフォーメーション)のことだけど、初めて見た時、俺は"Delax"(デラックス)だと思ったよ。タクムも小さな頃にトミカの「DX(デラックス)おでかけ立体マップ」を欲しがってだよな。」

息子:「何でいつの間にか昔の話になってんだよ!でも、確かに"DX"って言われても何してんのかよく分かんないね。」

私:「世の中、そういうことが多いから、自分でしっかり調べて、自分できちんと理解しておくことが大切なんだ。」

息子:「うん、分かった。」

私:「さて、次はどんな『誤り訂正符号』を紹介しようかな?」


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