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健康・病気・食事・運動

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健康や病の克服について食事、運動、メンタルの視点を記事にしています。
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#ダイエット

マインドフルネスで身体の力みや緊張が取れるのか?

マインドフルネスの瞑想や実践を続けると、良い意味で身体の力が抜けてきます。 私たちはネガティブな思考や感情に囚われると、交感神経が優位になり筋肉が必要以上に緊張します。特に腰や肩、首やお腹など・・・強く囚われている人の身体を触ると固いことがわかります。 この緊張が腰痛や肩こり、頭痛、身体のあらゆる不快感を招くことがわかっています。身体に異常がないのに痛みが慢性化している場合、原因は強い囚われである可能性が高いのです。 先日、あるクライアントに「最近、長年悩んでいた腰の痛

健康に囚われてはいけない。身体の声を聴くこと。

今回の記事は前回の続きとなります。 健康に関心のある人ほど、不健康な印象があります。 不健康だから健康に関心を持っているのかもしれませんが、健康に意識を向け過ぎると「健康でなければいけない」という強い囚われが生じます。 強い囚われはストレスホルモンの分泌を必要以上に増大させ、細胞を破壊し、慢性化するとネガティブな身体症状がいろいろ表れてきます。 原因不明の体調不良や自己免疫疾患、病気の原因の多くはこれではないか?と主張する専門家もいます。何かに強く囚われることで身体の

生活習慣と健康とマインドフルネス瞑想。

心身の健康を手に入れるためには当たり前ですが、マインドフルネスの瞑想や実践だけでは不十分です。 マインドフルネスの瞑想に取り組んでいるけど、生活習慣には無頓着といった人がけっこういます。 たしかに心の持ちようで身体の状態は大きく変わりますから、まずはマインドフルネスの瞑想に取り組もうという考えは間違いではありません。 しかし本当の意味で心身の健康を考えるのであれば食事内容を整えたり、運動習慣を身に着けたりと、生活全般を見直さないといけません。特に深い悩みや問題を抱えてい

瞑想があなたの脳を若返らせる?

厚生労働省のHPより抜粋2012年の研究では、瞑想を行った成人50名と瞑想を行わなかった成人50名で脳画像の比較が行われ、瞑想を長年行っている人は、脳の外層のしわが多いことが示唆されました。このプロセス(「皮質フォールディング」と呼ぶ)は脳の情報処理能力を増進させる可能性があります。 2013年の3件の試験のレビューでは、瞑想が正常な老化により脳におこる変化を遅らせたり、止めたり、逆に若返らせたりする場合があることを示唆しています。 2012年にNCCIHが助成した試験結

うつ病ってこうやって対処するんだなということが腑に落ちました。

大阪マインドフルネス研究所でマインドフルネスのレッスンを受けた方々の声を一部紹介します。 マインドフルネスや瞑想に取り組もうかなと迷われている方は、検討の材料にしてみてください。 先生の考えに大きくうなづいたこと、それは ・マインドフルネスの実践は日常の全ての中にある。 ・マインドフルネスは生き方そのもの、生きる哲学である。 単にストレスを軽減したいから、そんな理由だけなら、ここは向かないかも知れません。大阪マインドフルネス研究所は「やり方」よりも「在り方」を学べるところ

サウナと瞑想とマインドフルネス

サウナはマインドフルネスなのか?サウナに入ったときの感覚とマインドフルネスを混同する人を、この1年くらいでよく見かるようになりましたが、これは間違いです。 サウナに入ったときに変化する心身の状態と、マインドフルネスはまったくの別物です。 たしかにサウナに入ると身体が整うような感じになりますし、思考も少なくなる(またはストップ)かもしれません。 この状態をマインドフルネスと呼び、サウナは半強制的なマインドフルネスの瞑想になると言う瞑想の指導者もいます。 本気で言っている

食事で心の状態が変わる?

何を食べればいいのか?「食事内容でマインドフルネス瞑想の質は変わりますか?」という質問を頂きました。 結論から言えば、何を食べても変わりません。 どんな食事内容であっても目の前の食べ物を、しっかり味わい、心をオープンにしてマインドフルに食べれば、心と身体が本当の意味で整うからです。 そして同時に「この食べ物は身体に悪い」といった囚われを手放すことが出来ていれば、何を食べても問題ありません。 とは言ってもこれはあくまで理想です。 忙しい我々にとって毎回の食事でこの状態

高血圧に瞑想が有効?

厚生労働省のHPより抜粋298例の大学生を対象としたNCCIHが助成した試験の結果では、瞑想は高血圧を発症するリスクが高い人の血圧を下げる可能性があることを示唆しています。 また瞑想することは精神的苦痛、不安感、抑うつ感、怒り/敵意、対処能力に有効であることも示唆されました。 米国心臓協会(American Heart Association)の文献レビューおよび科学的声明では、超越瞑想(TM)を実施すると血圧が下がるというエビデンスを示唆しています。 しかしレビューで

砂糖が体に悪いのは本当か?

一般的に砂糖は身体に悪いとされています。 ・砂糖は太る ・砂糖はイライラを招く ・砂糖は依存性がある ・砂糖は免疫力を下げる ・砂糖はガン細胞を成長させる など砂糖の害についてネットで検索すると、このような話がたくさんでてきます。 その原因としてよく聞くのが「砂糖は血糖値を急激に上昇させる」というもの。 ①砂糖の摂取によって血糖値が急上昇する。 ②その反動で血糖値は急降下する。 ③血糖値が急降下すると血糖値を上げようと砂糖が欲しくなる。 ④①~③のループに陥る この

低血糖にならない生活

この記事は昨日の続きです。 ↓ ↓ ↓ ↓ お腹が空くとイライラする理由 私たちの身体は低血糖状態に陥ると、ストレスホルモンを分泌させて血糖値を安定させます。 低血糖状態が酷くなると最悪の場合は死ぬことがあります。ストレスホルモンの分泌はそれを防ぐための防衛システムなのです。 しかしストレスホルモンの分泌量が増えるほど、分泌が長期に渡るほど、不安やイライラが生じて心が不安定になります。 お腹が空いたときはちょっとしたことでイライラしたり、感情が揺さぶられやすくなりませ

その不安やイライラは食事が原因?

食事が心の状態を左右する「食事の内容や質は心にも影響がありますか?」と質問を受けました。 「もちろん心にも影響がある」と返答。 私たちの心と身体は同じですから、身体に影響があるもの(食事)は心にも影響があるのは当然です。 食べるものによって心の状態が変わるのですが、多くの人はそこが盲点になっている印象です。 血糖値は低下させてはいけない特に影響があると言われているのが、血糖値が低下するような食事です。 血糖値の低下は非常に危険です。 最悪の場合は死ぬこともあります

食べる瞑想

「食べる瞑想」とはその名のとおり食べながら行う瞑想で、五感をフル稼働させて丁寧にしっかりと味わい「今この瞬間の気づき」を体現していきます。 あなたは「目の前の食事」を一口一口、味わって食べていますか? 食べながらスマホを触っていたり、テレビを見ていたり、別のことを考えていたり・・・ 恐らく意識の大部分を食べること以外に向けているはずです。これでは食べ物をただ放り込んでいるだけですし「今この瞬間」に居ないことでもあります。 五感をフルに使って食感や香り、味などをしっかり