【住宅業界】LINE公式アカウントでキャンペーンをする前に見るnote。
今回は、住宅業界のLINE公式アカウントに関して「キャンペーンの傾向」をまとめました!キャンペーンを行う前に是非参考にしてみてくださいね。
「LINEでどんなキャンペーンをすれば良いかな?」
「LINEでキャンペーンをする時にはどんなことを考えなきゃいけないかな?」
と迷っているあなたへ。
キャンペーンの内容を考える材料となれば幸いです。
※今回のnoteでは、色んなキャンペーンの中でも「プレゼントキャンペーン」を中心に取り扱っております。
■プレゼントキャンペーンの重要性について
LINE公式アカウントを運営する際の目標数値として、「友だち数・お問い合わせ数・来場者数(展示会場)」を設定する方が多くいらっしゃると思います。
これらは、すべて「友だちになる」・「お問い合わせをする」・「会場に行く」などのユーザーの行動が伴う目標になりますので、これらを総称して【アクション】として紹介しますね。
まず、目標を達成する為の施策で代表的な施策例として、以下の内容があります。
(LINE公式アカウントを運用している担当者ならパッと思い浮かぶような内容ですね)
上記を見つつ、一度ユーザー側の視点に立って考えてみましょう。
ユーザーにとってアクションを行うメリットが一番大きいのはどれでしょうか?
そうです。プレゼントキャンペーンです。
Twitterでよく見る「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)をプレゼント!」とか「Amazonギフト〇〇円分プレゼント!」とかが有名ですね。
でも、実際やろうと思うと、、インセンティブの準備・抽選方法(システム)の構築・個人情報の管理などなど、プレゼントキャンペーンはお金と手間がかかります。
なにより、面倒くさいです。特に金銭面のデメリットを考えると出来るだけ手を出したくないという方がほとんどではないでしょうか。
ただ、考えてみてください。
時間をかけてコンテンツを作った結果、あまり効果が出ないよりも、魅力的なキャンペーンで、効率よく友だちを獲得できた方が良いですよね。
そんな訳で、今回は住宅業界のLINE公式アカウントで行うキャンペーンについて検証していきます。
(※正確に言えば、素晴らしいコンテンツであれば結果は出ますが、そこに至るまでの確実性で言うと、プレゼントキャンペーンの方が成果を出しやすい傾向にあります。どちらも満遍なく高効率を目指して運用するのが理想です。)
■住宅業界のプレゼントキャンペーンについて
例えば、「生活が豊かになる間取りを教えてあげるから、こっちおいでよ!」と言われるよりも、
「今なら、生活が豊かになる間取りの話を聞いてくれたら、10万円分の商品券あげるから、こっちおいでよ!」と言われた方が、
購買に繋がるかはさておき、重い腰を上げてくれそうですよね?
話を聞いてもらうだけで10万円プレゼントするキャンペーンは、正直現実的ではないように思えますが、
住宅業界では、上記以上にインパクトの大きいプレゼントキャンペーンがたくさん開催されています。
家一軒の購入に繋がれば利益も大きいので、そこまでを見越した内容になっているのでしょう。
(何百万円や何億円の建築資金補助みたいなものもありました・・・)
■住宅業界のキャンペーンの種類
住宅業界のLINE公式アカウント50個を分析した結果、プレゼントキャンペーンは大きく以下の5つに分けられました。
■展示会場への誘導
・・・・住宅展示場でプレゼントを配布するキャンペーン。
■住宅相談会への誘導
・・・・相談時にプレゼントを配布するキャンペーン。
■他SNSとの連動キャンペーン
・・・・InstagramやTwitterと連携したキャンペーン。
■プレゼントキャンペーン(デジタル)
・・・・デジタルギフト券などのプレゼントキャンペーン。
■プレゼントキャンペーン(リアル)
・・・・グッズ(現物)のプレゼントキャンペーン。
上記について、代表的なキャンペーン例をご紹介します。
①展示会場への誘導キャンペーン
家の展示会場に誘導し、プレゼントを渡すキャンペ-ンです。
比較的多くのアカウントで採用されており、チラシの画像をそのままタイムラインに投稿している方法が多く見られました。
チラシのデザインをベースにしているので、情報量が多く、家探しをしている人で、かつ近くに住んでいる方は「ちょっと行ってみようかな」と思ってしまうでしょう。
ポイントとして、あまり高価なプレゼントを用意している訳ではなく、「少し嬉しい」「子どもが喜びそう」といった物が多い印象です。
休みの日に子どもに「どこか行こうよ!」と言われた時にうってつけです。まだ小さな子どもを持つ家庭であれば、住宅展示場のターゲットにも合っている為、期待できそうなキャンペーンですね。
②住宅相談会への誘導
住宅相談会への誘導も、展示会場への誘導に似たプレゼントを用意しているパターンが多いです。
よく行われている方法として、WEBで来場予約をして頂いた方には○○をプレゼント!のパターンがあります。WEBで予約することは大変な作業ではないですし、「LINEの友だちしかこの情報を知らないんだ!」と思って頂ければ特別感も出ますよね。
予約をしている前提があれば、実際に来場する可能性がかなり上がりますので、こちらも来場者獲得が期待できそうですね。
③他SNSとの連動キャンペーン
以前投稿した「LINEは1:N:Oというお話」でも書かさせて頂いた、他SNSを巻き込んで拡散するパターンのキャンペーンです。
LINEは友だちにしか投稿が見れない「クローズなSNS」ですが、こういった他の媒体と掛け合わせることで拡散効果も発揮します。
InstagramでのフォトコンテストやTwitterのフォロー&リツイートキャンペーンが代表的な例です。
①~②もそうですが、LINEの友だちがどのようにアクションを行うかを意識してキャンペーンを行っていきましょう。
④プレゼントキャンペーン(デジタル)
デジタル系のプレゼントがもらえるキャンペーンは、物が送られてくる訳ではないのでライトな気持ちで受け入れて貰いやすい傾向があります。
Amazonギフトやgiftee(ギフティ)などが多く、これらに関してはLINEに限らず色んな媒体で利用されていますね。
ただし、注意しておきたいのは「ギフトを貰うことだけが目的」の方がかなり多くなります。ギフト目的で友だちになった人の9割以上がブロックした。なんてことはよくあります。
プロモーションスタンプやミッションスタンプなども同じことが言えます。これらはあくまで「きっかけ」であり、その後どうやって心をキャッチするかまで考えた施策が重要になります。
⑤プレゼントキャンペーン(リアル)
リアルな物(現物)が送られてくるキャンペーンです。「お菓子やパンに付いてくる応募シールを集めて応募すると、プレゼント(物)が送られてくる」というのは昔からあるキャンペーンですよね。
だからと言ってあなどるなかれ、「物」は家に形が残るのでかなりの宣伝効果があるのです。
ちょっと余談ですが、我が家(研究員G)にも、特大のポンタくんがいます。家に友だちや親せきを招いた際にも必ずイジられます。これって実は、知らない内に情報が刷り込まれていて、すごい宣伝効果になっていると思いませんか?
ただし、企業と縁もゆかりもない商品をプレゼントするのはあまりオススメできないかもしれません。「あれ?これ何で当たった物だったかな?」となってしまう可能性があるので・・・。
~あとがき~
いかがでしたでしょうか?
参考になるキャンペーンはありましたでしょうか。
LINEはキャンペーン以外にも、タイムラインやリッチメニューなどを利用して、色々と友だちを楽しませるコンテンツが作れます。
良かったら他の記事も読んでみてくださいね!
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