デンマークニュース🇩🇰「映画館や教会におけるコロナ規制の撤廃」(11.aug)
Hej! 今日のトピックは「コロナの規制緩和」について(2021/8/11 18:30 DR1 TV AVISEN より抜粋)
📍タイトル
Biografer og kirker kan fyldes igen.
(映画館や教会が再び満たされる≒コロナ規制の撤廃)
使われている単語の意味は以下の通り。
biograf (sb.)=movie theather
kirke (sb.)=church
fyldes (vb.)=be filled
igen (adv.)=again
📍内容要約
パンデミックが始まって以来半年、最低1メートルの距離をとるよう要請されていたが、今週13日土曜日より、美術館・映画館・教会などの文化施設における制限が緩和される。国内の高いワクチン接種率により保健局(Sundhedsstyrelsen)は推奨案の変更に踏み切った。
(以下、担当者へのインタビュー)
レポーター:ソーシャルディスタンスの緩和は具体的にどのような意味を持ちますか?ハグやキスや握手は戻るのですか?
担当者:引き続き距離をとることは良い考えですが、"要請"ではなくなりました。これができるのは高いワクチン接種率のためです。
担当者:今までの"日常"に戻ることができることを意味します。例えば職場では従来の距離で会議を開けますし、洗礼式や結婚式も挙げられます。しかし、例えば、様々な人が集まるスーパーなどでは引き続き距離を取ることは良いことだと思います。私たちはパンデミックが完全に収束したというわけではないことを肝に銘じなければなりません。デルタ株などの変異株の懸念もあります。しかし、現時点ではワクチン接種がうまく行っているので距離をとる必要はなくなりました。
担当者:そしてキスやハグに関してですが、例えば、50人もが集まるパーティーなどで全員にハグをするのは考える必要があるでしょう。しかし、家族や友人であり、ワクチンを接種しているのであれば良いと思います。
📍コメント
デンマークではワクチン接種がスムーズに進み、日常が戻りつつあるようですね!デジタル先進国と言われるデンマーク。ワクチン接種においてもそのデジタル力が大いに発揮されたのでは。
ワクチン関連で言うと、Mette Frederiksen首相は「自分も官僚も自分たちの年齢層が回ってきてから打つ」と明言していたそう。これにより国民は「首相でも特別ではないのか」と焦らず待てるようになったとか。このような国としての「連帯」もデンマークの大きな強みであると思います。
レポーターの方が「ハグやキスはどうなんですか!?もう大丈夫なんですか!?」と繰り返し聞いていたのが、日本では出ない議論だなと印象的でした笑 挨拶として欠かせない文化の一つですもんね。
最後まで読んでくれてありがとうございました🌸 Vi ses!
参考文献: