静脈点滴か皮下点滴か? ~白猫の腎不全~
2020年5月、仕事の歯車が狂い始めた頃に発覚した、白猫のとんでもない数値の腎不全。エコーをしてもらい、左側が水腎症だと判明したが、結石が詰まってるわけでもなく、治療の手はなかった。クレアチニン値9.2ということは、右側の腎臓もほぼ残存機能はないだろうと、かかりつけの女性の獣医さんに告知を受ける。
残る選択肢は2つ。
在宅で、黒猫のように、皮下点滴を受けながら通院を続ける。
もう1つは、入院して、静脈点滴を受けるという選択肢だ。
正直この数値では、いつ死んでしまっても不思議はない。
動物病院だって、24時間体制で看ていつでも連絡をくれるわけではない。
入院中にそのまま、ということだってあり得る。
しかし、静脈点滴の方が、獣医さんは効果があると言うし、調べると実際そうらしい。
迷ったが、夫が、入院の方が良いだろうと珍しく意見を言い
意を決して入院を決断する。
これが功を奏した。
以下が入院4日間の、毎日血液検査した結果のデータである。
細かくて見づらいかもしれないけれど、個別の例を知りたい方のためにまるっと上げてます。興味のある方は拡大して見ていただければ。
4日間祈るような思いで面会をし(混んでる動物病院には、迷惑な客だったかもしれない)、違う着歴には、急変の連絡なのではとドキッとしたが、入院翌日からクレアチニンが下がってくれたことには本当に安堵した。
夜は暗いムードで黒猫と過ごし、だいぶ忘れられない4日間となったが、結果、感動的な退院となった。
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