グリーズマン&デンベレの(2)
有識者の見解が割れているんだけど実際、現地に住んでいる「ひろゆき、辻仁成さん」なんかは、あんなの差別じゃないよって言ってますよね。
海外在住の日本人と、日本に住んでいる日本人でこうも受け取り方が違うものなんだなと。僕も向こうに住んでいたので多少なり分かります。
日本人が海外に住んでいると少なからず差別を感じたり実際に受けたりするんだけど、それらに比べると何のこっちゃない話だよねって。
僕が住んでいたニュージーランドのクライストチャーチという街の中心にコロンボストリートという通りがあるんですけど、そこを夜間通ると必ずヤジられたりビール瓶が飛んできたりして嫌でしたね。明らかな東洋人差別なんだけど現地で素行の悪い若者からすると自分達の仕事を奪う余所者という認識があるんでしょう。
じゃあ日本に住んでいる外国人が同じような目に遭うかというと多分ないでしょう。日本人も外国人に差別を行なっている自覚は無いだろうし、実際に少ないと思うんです。
でも欧米に行くと、そんな場所、経験たくさんあるんですよ。それを理解してる人としてない人で差別の感覚に少し隔たりがあるのかなと。
僕の好きな映画に日本を舞台にしたロストイントランスレーションという映画があるんですけど、これも日本とアメリカの文化の違いを面白く描いていて僕は大好きなんですけど、この映画を観た友達は「これは日本人を馬鹿にしてるよ」と気分が悪かったみたいです。
え、マジ?って僕はそんな風には一切受け取らなかったので人が感じる差別の感覚って案外異なるものなんだなぁと当時思いました。
皆さんも差別を感じるか是非観てください。劇中に流れる音楽がとても良いので