![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/155419677/rectangle_large_type_2_d1e00c06c26684979bbefbc182cf03bd.jpeg?width=1200)
将来の夢は「友達と一緒に住むこと」でした
大人になってから出会った友人が、一緒にシェアハウスを始めないか?と声をかけてくれました。
まずはルームシェアしている人に連絡をしたり、ひとまず彼女が内見してくれていたり、不動産屋さんにお話を聞きに行ったり、まちを歩いてみたり…
いろいろな人に話を聞いてみると、友人同士で住むには物件を借りることがすごく厳しいという現実を知りました。
まったく知識ゼロだったので、異性か同性かだけでそんなに変わるものなのかと驚きました。(いろいろと考えさせられることも…)
一旦、今の私たちができることは、どんな暮らしをしたいのか、私たちなりに考えてみて、種まきをしてみること。
そのうちいいご縁が巡ってくるかもしれないという可能性に賭けて、焦らずに長い目で見てじっくり育てていこうという話に落ち着いています。
友人との出会い
彼女と出会ったのは、2022年。アルバイト先で出会いました。
まだ出会ったばかりにもかかわらず、なんとなく人生の方向が似ているという感覚があります。
歩んでいる道や選択はまったく違うのに、どことなく似たタイミングで同じようなことを考えてきたふたり。
彼女がアルバイト先を卒業する日には、寂しくて寂しくて。私はおいおい泣き始め、困らせました。
行けば、必ず会えるという場所がなくなってしまうことが、とても怖かったんです。
彼女がnoteに綴っていた言葉がすごくしっくりきます。
”また来るね””また会おうね”という気持ちは、私にも、相手にも、本心としてありながらも、同じ時間を過ごすことのできる環境が用意されていることはやはりとても大きい。約束しなくても会える、会って言葉を交わせる、一緒に何かに向かって取り組めるというのはとても贅沢なものだなと改めて感じています。
私は大人になってから、“約束しなくても会える”関係性を信じられなくなっていました。
そんな心配をよそに、私と彼女は今でも何かと定期的に会うことができています。
もちろん会う約束をして会っていますが、もうそろそろ会いたいな〜と思う前に、なぜか自然と会う約束ができている、という感覚です。
人生の方向が似ている人とはこうやって自然とつながっていくのかもしれないなと感じています。
日々感じたことを共有できる暮らしをしてみたい
私たちは会うたびに日常生活で起きた出来事に対して、自分が感じたことや考えたことをシェアして、近況報告をしています。
お互いの話に、少しずつ影響されて頭をぐるぐると巡らせながら、また日常生活に戻って、考えを深める、の繰り返し。
もしかしたらアルバイト先で会えなくなってからの方が、仲を深める速度が増したような気がしています。
それぞれ別の場所で感じて考えたことを、お互いに共有する時間が私たちの距離をグッと縮めてくれているのかもしれません。
▼私からみた彼女はこんな人
彼女は、胸に残る言葉を選ぶ人です。
おそらく彼女の中では選んでいるつもりはなく、自然と出ている言葉だと思います。
私にとっては新鮮で胸にスーッと入ってきてしっかりと刻まれる、そんな言葉を話す人。
どんなに些細なことでも、否定せずに、違いを面白がれる。
私が気づかない方向から、物事を楽しむ。
話すたびにやっぱり私とは違う人生を歩んでいる人なんだと実感しながらも、やっぱり大切にしたいことはこんなにも近いんだと嬉しくなる。
日常で起きた些細な出来事を共有することができたら、いろんな感情をお裾分けしあえる暮らしができるのではないかと感じています。
人と暮らすってどんな感じ?
彼女がシェアハウスをしないかと持ちかけてくれたとき、私は嬉しさ半分、不安半分の気持ちでした。
一人暮らしを始めて丸3年。
正直1人で過ごす時間に慣れきっていて、この気楽な生活から抜け出せるのか、人と住むことにストレスを感じるのではないかと、今でも不安要素は付き纏います。
それでもやってみたいと思った理由は3つ。
彼女がくれる気づきに触れる暮らしを体験してみたい
小学校の卒業アルバムの将来の夢に「友達と一緒に住む」と書いたから
リモートワークを経験して、私は人との関わりに生かされていたと気づいたから
週5日間、ほぼリモートワークでの勤務形態を経験し、外にも出れず誰とも話さず、1日を終える日々を過ごしたことで、私の心はどんどんと荒んでいきました。
今までたわいもない雑談に心動かされ、毎日生きることができていたんだなあと実感しています。
加えて彼女と話す時間は、私にとって暮らしを振り返る大切な時間になっています。ついつい日々に忙殺されて、おいてけぼりにしてしまっていた大切なことを思い出させてくれる、そんな時間。
彼女と一緒に住むことができたら、どんな暮らしが待っているんだろうとわくわくしました。
小学6年生の私は、卒業アルバムの将来の夢を書く欄に「友達と一緒に住むこと」と書いています。
当時は、どんな仕事をしたいのか、どんな大人になっているか、まったく想像することはできなかったけれど、大好きなお友達と一緒に住む未来なら、なんだか楽しそうだと思った覚えがあります。
そんな小さな頃の夢を叶えてあげられたら、きっと私は安心できるような気がしています。
一体、どんな暮らしになるのか、まだまだ未知数で、いろんなハードルがありますが、まずは私の思いを文章にしてみました。
今回は完全に私目線で書いてみましたが、また今度、ふたり目線で実現したい暮らし?を書けたらなと思っています。