大企業からスタートアップへの転職ってどうでした?法人向けカスタマーサクセスインタビュー
社員に「なぜエーテンラボを選んだのか?」を聞いていくインタビューシリーズ。第1回目は2022年7月に入社し、法人向け(以下、B2B)カスタマーサクセスを担当している日下拓也さんの登場です。
大手人材会社に約10年勤めた後、はじめての転職でエーテンラボへのジョインを決意された日下さん。エーテンラボへの入社理由や、スタートアップへの転職で感じたこと、現在の業務のやりがいなどを聞いてみました。
みんチャレの可能性に惚れて入社を決意!
ー 自己紹介とエーテンラボで担当されているお仕事を教えてください。
日下 拓也です。今年の7月にエーテンラボへ入社しました。元々はB2Bカスタマーサクセスという役割で入社したのですが、現在は事業開発にも役割を広げて、健康経営向けサービスの企画、マーケティングなども行っています。
ー エーテンラボを知ったのはどのようなきっかけでしたか?
前職は、パソナという大手人材会社で、入社後は営業や事業開発を担当し、その後手をあげて健康経営の部署に異動しました。企業向けの健康経営に関するサービス開発やその営業、またパソナグループ自体の健康経営の推進責任者も担当していました。
※ 健康経営とは「企業が従業員の健康に配慮することによって、経営面においても大きな成果が期待できる」との基盤に立って、健康を経営的視点から考え、戦略的に実践することを意味しています。
自社の健康経営を進める上で、「どうしたら楽しく、多くの社員が健康づくりに取り組めるのか?」を考えている中で、出会ったサービスがみんチャレでした。
私自身もみんチャレを使ってみて、運動・食事・睡眠など多様なテーマを網羅しつつ、高い行動変容が期待できる点から「これだ!」と思い、社内に掛け合い、みんチャレを活用した習慣化イベントを開催しました。会社を超えて、多くの社員がコミュニケーションをとりながら健康づくりに取り組んでいるのをみて、これからの健康経営に求められるサービスだと感じました。
上記イベントを開催する流れで、みんチャレを開発しているエーテンラボという会社についても興味がわき、一度オフィスにも遊びに行かせていただきました。CEOの長坂さんや他のメンバーの方ともお話をして、みんなで1つのものを創り上げる一体感を感じたのを今でも覚えています。
ちょうどその頃、社会人生活10年を迎える節目でもあった為、新たなチャレンジをしてみたいと思っていました。そのタイミングでエーテンラボが資金調達を行い、健康経営領域をさらに伸ばしていきたいというお話を聞き、自分もみんチャレを世に広げていく側に立ちたいと思い、入社を決めました。
お客様の成果創出のため、自ら施策を提案し伴走支援することがやりがい
ー 現在担当している業務について教えてください。
主に、自治体・企業・健康保険組合様に対するみんチャレの導入支援や新規サービスの企画などを行っています。みんチャレは習慣化のテーマやターゲットに応じて、多種多様な活用方法があります。その為、どのようにしたら多くの人が行動変容を実現できるのかを、お客様と一緒に考えながら、伴走支援しています。
ー 自治体と、企業・健康保険組合ではどのようにみんチャレが活用されていますか?
自治体ではフレイル(心身の働きが弱まり、要介護の一歩手前の状態になること)予防として、ご高齢の方にみんチャレを使っていただくことが多いです(みんチャレフレイル予防事業についてはこちら)。また最近では、自治体がその地域の企業と一緒に健康づくりに取り組むスタイルも増えてきています。
企業や健康保険組合では、みんチャレを活用した禁煙プログラム(みんチャレ禁煙)やコミュニケーション活性化を目指す習慣化イベントなどを提供しています。健康経営の取り組みが全国的に広がる中で、いかに従業員の行動変容を促して成果に繋げるかが重視されるようになってきているのを肌で感じています。
ある企業では、これまでセミナーなどを数多く実施してきたのですが、なかなか生活習慣の改善に結びつかないという課題からみんチャレ活用の相談をいただきました。みんチャレ上で実際に行動が変わっている様子を見て、担当の方がとても喜んでくれたのを今でも覚えています。
ー 直近でやりがいを感じたエピソードはありますか?
はい。禁煙プログラムではいかに参加者の方に「参加してみたい!」と思ってもらえるかが重要なので、もっとみんチャレの魅力を訴求したいと考えていました。そこでNotionといういう新たなツールを導入し、特設サイトを作ったり、参加者の声がリアルタイムで反映されるような仕組みを作りました。結果として想定を超える多くの参加者の方が集まり、とてもやりがいを感じました。
社内ツールを主体的に改善!働く環境を整えるのは自分たち自身
ー Notionは日下さんが0から導入されたと伺いました、導入の背景を教えてください。
スタートアップあるあるかもしれないのですが、所属歴の長いメンバーに情報が集中してしまい「○○さんに聞けばすべてわかる!」というような状況になりがちでした。近い将来にさらに人が増えていくことを思うと、組織の情報デザインの在り方を改めて考えていく必要もあるなと感じていました。
そこでメンバーに意見を聞きながら試験的にNotionの活用を進めています。タスク管理やプロジェクト管理だけではなく、外部向けのHPも簡単に作成できることもあり、今後色々なシーンでの活用が増える気がします。
前職は大手上場企業で、新しいツール導入にも時間がかかっていたので、自分が良いと思ったことをどんどん進められる環境も新鮮です。「現状に妥協せずに、どんどん良い仕組みを取り入れて事業を伸ばしていこう」という気持ちが社内全員に共通しているところが、エーテンラボの好きなところでもあります。
ー 入社時のギャップはありましたか?
びっくりするくらいなかったです!前職は大手企業でしたが、自身が所属していたチームは新規事業で「事業を伸ばすためであればなんでもやる」という環境で、スタートアップに近かったというのもあるかもしれません。
また、スタートアップは色々な面で混沌としているイメージがあったのですが、エーテンラボは良い意味で「落ち着いた、大人な組織」だなと思いました。1人1人のメンバーが事業を前に進めたいという思いを持ちながらも、日々のコミュニケーションを大事に取りながら仕事を進めているように感じます。
家族との時間も増えて、念願だった柴犬も家族に仲間入り
ー 大企業からスタートアップへ転職することへの不安はありましたか?
不安は特になかったです。実際に転職してみて、長い人生の中で、改めて経験したことのない環境に飛び込み、自分の能力を高めながら、チーム全体で1つのコトに向かって行くような経験はなかなか得難いものだと感じています。32歳のタイミングで思い切って飛び込んでよかったな、と改めて思っています。
面接や社員インタビューの記事などを通じて、社員みんなの暖かい人柄や、みんチャレへの強い想いを感じたことも背中を押すポイントになっていました。
転職について、妻に相談した際も、実は1日悩んだらしいのですが結局「あなたが選んだ道だし良いんじゃない?」と背中を押してくれました。入社後も「楽しそうに仕事しててよかったね!」と言ってもらえます。またリモートワークが増えたことで、東京から千葉に引っ越しし、家族と過ごす時間も長くなりました。実は最近犬も飼い始めました
ー エーテンラボのリモートワーク環境について教えてください。
全社的にフルリモートをしており、月1回社員全員が集まる機会があります。そのほかチームごとに必要に応じて対面で作業しており、私を含む事業開発メンバーは週1回出社をしています。ずっとリモートワークも疲れるので、個人的にはこのリズムがちょうど良いです。
リモートがメインということもあり、SlackやGatherといったツール、社員全員が顔を合わせて一言ずつコメントする朝会など、コミュニケーションのための仕組みはかなり整備されていますね。
エーテンラボは心理的安全性を大事にしている会社で、コミュニケーションの在り方や、オンラインツールを活用した仕組みもそうした思想の上に設計されています。
ー エーテンラボを検討している人へのメッセージはありますか?
エーテンラボは社員全員が行動変容でみんなを幸せにしたいという強い想いをもち、とにかく事業を前に進めていこうという空気があるのがとても魅力的だと感じています。
また様々な分野で自治体や企業・医療機関などから、「みんチャレを活用して、こんなことがしたい」という協業のご相談を日々いただいています。「もしかして、こういう使い方ができるのでは?」と試行錯誤する楽しさもあり、私自身もイメージできないほどの多くの可能性を秘めていると思っています。好奇心を大事にしつつ、みんチャレで一緒に世界を良くしていきたい!と強く思う人と一緒に働きたいです。
ありがとうございました!
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