等高線が読めるとカッコいい
地形図上で地形は等高線で表現されています。
等高線とは、同じ高さのところをつないだ線です。
等高線を読めると、平面上に書かれた地図から立体的な地形を頭の中に描けます。
音楽家が楽譜を見ただけで、メロディーを頭の中に浮かべることができるのと同じです。
一般の人から見るとカッコいいですね。
私達は小学生の時に等高線の読み方を教わっているのですが、ほとんどの方は大人になっても等高線を読むことができません。
理屈をしっていても訓練しないと活用できるようにはならないということです。
音楽と同じです。
皆さんが等高線の読み方をこれから訓練してもよいのですが、しんどいですね。
そんな時に強い味方がいます。
ほとんどの方がスマホを利用していると思います。
それを活用しようというわけです。
スマホの無料アプリに『スーパー地形』があります。
それを個人のスマホにインストールするだけで、地形図が読めるようになるという夢のようなアプリです。
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.kashmir3d.superdem&hl=ja&gl=US
前にも紹介した筑波山をここでもう一度例にとって説明します。
『スーパー地形』で、「地理院地図」を指定すると、前に示した次のような地形図がでてきます。
さて、この地形図を見ても実際の地形が頭に浮かばなかった方は、「スーパー地形データ」をクリックして見てください。
下のような図が現れて、だれでも筑波山の地形が容易にイメージできます。
私の家から撮った筑波山の写真を一緒にあげておきますので、「地理院地図」、「スーパー地形データ」と比べてみてください。
皆さんの地元付近の地形を、『スーパー地形』で見てください。
きっと病みつきになりますよ。
なお、『スーパー地形』には、様々な機能がついていて、それらを活用すると、自分の足元の地形についての様々な情報をわかりやすく知ることができます。
ぜひ、試してみてください。
次回からシーズン2に入ります。ご期待ください。