SONGS

今日はたった今見たばかりのNHK「SONGS」について。
ゲストはSEKAI NO OWARIだった。

正直数年前は、何故SEKAI  NO  OWARIが売れているのか私にはよくわからなかった。
私には響かなかったというか、なんというか。
だから少し前だったらSEKAI NO OWARIが出ているSONGSは見なかったと思う。
なのに今日は最初から最後までちゃんと見てしまった。

最近になってボーカルのFUKASEくんの歌が私に届くようになった気がするのだ。
あれ、FUKASE歌うまくなった？
この前「情熱大陸」でボーカル指導のりょんりょん先生が取り上げられていた時に、FUKASEが指導を受けているとわかって、ちょっと納得感あったけど。

今日「SONGS」でSEKAI  NO  OWARIの10年の軌跡を見て、なんとなく理由がわかった。数年前は何故私に響かなかったのか。
たぶんボーカルにエフェクターかけすぎなのだと思う。
あまり生音として聴かせていなかったというか。
だから私には平板に聴こえていて、音楽全体を作りすぎている感じがしていて、あまり興味が持てずにいた。

ただ、最近は「ン？　これセカオワの曲な気がするけど？　悪くないな」と思うようになった。
それはFUKASEのボーカルが前に出ていると感じられるようになったからだ。
以前はなんかフワっとしていて私に届かなかったメッセージが、届くようになったのだ。

やっぱりバンドはボーカルだな、、、
けっきょくそれで音楽全体がよく聴こえる。

メジャーデビュー10周年、私はその間の彼らをずっと見てきたわけではないけれど、第一線で活動してきたことは知っている。
バンドとして存続していくには、進化が必要だ。
SEKAI  NO  OWARIにはその進化が感じられる。

そんなことを思った今日の「SONGS」でした。