声にだして世界に浸ろう~朗読のセカイ~
齢28にして、天使の称号をコニシ木の子さんより頂きました。
天使?天使ってなんだ??誰のこと??
なんて、思ったり思わなかったり……いや、思ったんですけども!
お褒め頂けるのはありがたいの極みです。
そして、その後のXでのやりとりでお伝えしたのです。
コニシさんの記事を読みたい
路地裏に迷い込んだのだから、ご本人の記事を朗読したい。
最初は、サプライズでスタエフに投稿しようかなーとか考えていたのですが、ご本人に朗読する記事の希望を訊いてみました。
選ばれたのはこちら。
……分岐点の作品とか重大じゃないか!?
コニシさんは、「読んでもわからないですよ笑」とおっしゃるけれど。
いやいや、表現を掴み取るための大事な作品です。責任重大。
ひぃひぃ言いながら、朗読しました。
私、この世界観好きだなぁ。
続き、ないんかなぁ。
そう思いながら、読み進めていました。
読むことはその世界に浸ること。
コンビニの前で行われる劇を見ながら、なんだかあったかいような気持ちになります。
私も劇団の一員になってしまったのかもしれません。
ところで、この“私”はコニシさんなんだろうか。
どうなんだろう。
かなりタイプの女性って「しなやかな指を持っている」ことは描かれているけれど、実際どんな人なんだろう。
コニシさんのタイプの女性なの?
いろいろと想像が膨らみます。
ただ、コニシ節って読むの難しいね!?となりました。
いや、大好きなんです。表現として。
繊細で柔らかくて。
吐息を漏らしたくなる感じ。
でもね、どこで息吸ったらいいかわからなくなるんです。
一文がそこそこ長い上に、読点が少ない時もあって。
フレージングに悩みました。
リテイクしたのは内緒です。
それともうひとつ。
朗読させて頂きました。
……本来は、予定になかったんですけど。
ティコさんの言葉を見て読んでみたいなぁと。
……いいんですか!?
読みたいです!!
の勢いのままに、記事を読んだ日の夜にそっと朗読しました。
ティコ族に刺されるかもしれない……と若干の怯えはあるものの、誰かが骨を拾ってくれると信じています。
嘘です。刺さないで欲しいです。
私、まだまだ表現していたいので。
私、ティコさんの言葉大好きです。
心の奥底から、感情が湧き上がってくるのを感じます。
自分の感情と対峙したい時は、ティコさんの記事を読んでいます。
今回、このエッセイを朗読することに決めたのは、読んだ時にいろいろと感じるものがあったから。
自分が音楽を生業にしているので、なんとなく通ずるものを感じました。
そして、思い出したんです。
あ、私も母に「音痴」って詰られてたわ、と。
親の呪いってヤツは強力。
呪いは思い込みに変わっていく。
自分が音痴って思い込めば、音痴になるし。
高音でないって思ったら、高音でないし。
思った通りになってしまう。
こわいこわい。
うちの母は、「私もみんなに愛されたかったのに病」だったな。
別名「みんなからの愛を受け取れない病」。
自分で自分の首絞めてるのにね。
気づかないんですよね、そのことに。
呪われた人間は、解呪するのにどうしても時間がかかる。
未だに自由になりきれず、海をもがいているような気分。
それでも、ティコさんが自由になれるように。
ささやかな祈りとさせて頂きます。
それから。謎の楽しい企画が始まりましたね。
そういえば、Uさんにも最初に「天使」って呼ばれたな。
流行ってる?天使。
記事を読んで……なんだかとっても壮大な話になっていて、頭を抱えそうになったのはナイショの話。
あれですよね……。
シリーズものって全部揃えたくなりますよね……。
そういうことです。
年末までバタバタしそうなので、いつ収録するのか全く不透明です……。
ですが、自分の力が及ぶ範囲で朗読できたらいいなぁ……と思います。
幸い、期限もないようですし。
著作権侵害にならない程度に自由に読んじゃっていいと思います!
だって、私は持ち帰ったことも持ち帰られたこともないですし。
でも、読みましたし。
ナンパしてきた10歳は年上であろう男性に説教をかましたのが懐かしいです。
酔っ払うのって恐ろしいですね。
なんのはなしですか。
朗読は書くこととは違った世界を見せてくれます。
公開しなくてもいいから、まずは1行。
口にしてみてはいかがでしょうか?