もうすぐ98歳
私の祖母は百合子という名前。
百合のように美しく…という意なのかどうなのかは別として、マイペースを崩さずおしゃべり好きで、人間離れした妖怪だと思っている。
10キロ以上ある孫(彼女からしたら玄孫)を抱えて、階段を3段降りたときは流石に身震いした。やっぱり人間じゃねえ、あいつ。
今年は3月の娘の卒業式の着付けの時に1週間、毎年恒例の秋に1週間…と、長期滞在していくのだが、老いた感じは一切感じられないのは何故だろう?
コロナ禍になり、温泉旅行もできなくなって我が家に少しの間滞在するってのが年間行事に組まれて(勝手に)いるのだが、そんな祖母をお世話している感覚はまるでない。
朝はいつもより少し遅めに目覚め、夜は10時きっかりに床につく。私みたいに不規則ではない。あっぱれと思うよね。
次回に続く。