好きな席
いつも行くカフェには、お気に入りの席がある。
どこのカフェに行っても、私が一番落ち着くのは、決まって端っこの席。
そんなことを考えていたら、ふと学生時代の席替えを思いだした。
教室の中で、一番好きだったのは一番後ろの窓際の席。
角の席って最高。壁が近いって落ち着く。
クラスの全体を見渡すことができて、状況が見やすいし
窓が近いから、窓を開けてすぐに空気の入れかえができる。
空気悪いとほんとどうにかなりそう、発狂しそうだったもんな。
何より、自分の後ろに人がいない。これ最重要。
自分の後ろに人の存在を少しでも感じると、そわそわするから
それ以外の席は基本的に落ち着かない。
席替えで、教室のど真ん中に席が決まってしまった日には、もう絶望。
前後左右に人がいて、ぎゅうぎゅうで、息苦しい感じ。
逃げ場がない感じで、すごく苦しかった記憶がある。
夏だったら、運動部の男の子の汗の匂いとかで、気持ち悪くなったり(笑)
もう全然集中できんできん。勉強どころではない状態だったな。
なので、今でもカフェに行くのは、基本平日。
人が多くない時間帯で、ゆっくりコーヒーを飲んだり
ノートを書いたりする時間が好き、至福。
そんな私。
カフェに行ったときに、自分のお気に入りの席に、誰かが座っていると、
「あなたも端っこ好きなのね」と、思いつつ
いかに自分が落ち着くかを基準に、新たに席を開拓する今日この頃。