We Best Love 感想【永遠の一位、二位の反撃】ネタバレ無し
* あくまで、一個人の感想です *
今年の4月にタイを皮切りに、アジアBLの世界に足を突っ込みまして…。
タイを何作か視聴後、中国『陳情令』へと流れました。
いやぁ、ブロマンスとはいえ『陳情令』は激しく萌えましたね!
原作もそろそろ届くころなので、萌えっとすれば、そちらの感想も吐き出すかもしれません。
その前に、今ドハマりしている『WBL』について吐き出したいと思います。
息もできぬ日々に、萌え尽きてしまうっ!!!
てぐらい、WBLに、samYUに悶える毎日です。
どこで吐き出すか悩んだんですが、昨今流行り(?)のnoteを使ってみるべく専用アカウントを作成してみました。
履歴を見ると『WBL』の購入は5月13日。
まだ2週間しか経ってないんですねぇ。
(……え?は?まだそんなもの????)
『陳情令』の次作を物色していて、感想ブログなどを巡っていると『WBL』シリーズの評判がすごく良かったので、思い切って購入、今に至る、と。
『永遠の一位』『二位の反撃』という連作の素晴らしさは……
もう、もうもうもうもうもう----っっっ
筆舌に尽くしがたいんです!!!
………と言いつつ書く。
このビョーキを鎮めるためにも書く←
まず何を置いても、WBLを語る上で欠かせないのが。
主演2人の抜群のケミストリーーーーーーー!!!!!!!
一途で真面目なようで実は腹黒、超ハイスペック男子の高仕徳(ガオ・シードー)
*演じるのは林子閎(リン・ズーホン)
Instagram「結果娛樂@result.entertainment」より引用
お坊ちゃま(お姫様かなw)育ちでプライド高いところも魅力的な周書逸(ジョウ・シューイー)
*演じるのは楊宇騰YU(ヤン・ユータン・ユー)
Instagram「結果娛樂@result.entertainment」より引用
この2人は並んだだけでホント絵になる。
なんて美しい、、、ふぅ(溜息w)
Instagram「結果娛樂@result.entertainment」より引用
(スーツが好きで2期の写真ばっかにww)
YUのビジュアルがね、書逸(シューイー)にぴったり過ぎて……泣ける。
ズーホンの演技がね、一途さ切なさMAXで愛が重過ぎて……泣ける。
仕徳と書逸の心が交差したときに生まれる身震いするほどの空気感がね……泣ける。
SamYUは語りだしたら止まらないので、また別で叫びます←
次に、30分×6話×2期という作り方が、うまいんですよねぇ。
脚本と企画どちらが先かは知りませんが。
この脚本は2期に分ける方が活きるし、2期に分ける企画には絶妙なる設定。
全12話を2期に分けたことで、6話で起承転結を設けなければならない。
ラブストーリーの構成として、
出会って(起)、知って(承)、仲良くなって(転)、好きになる(結)
という過程のうち…
(起)(承)の部分は、10年来の同級生という設定で既にクリアされています。
(結)も仕徳(シードー)に関してはクリア。
つまり、6話内で描かなければいけないのは、
仲良くなって(転)からの、恋が成就する過程だけ。
起承を過去の出来事とすることで、短い尺の中で、現在進行形の恋愛を、今の感情を濃密に描いています。
これは、サブカプである守一×真軒についても、同じ手法が取られていますね。
そして……。
演出が、カメラワークが、ほんっっっっとうに!素晴らしい!!!
「何が起きているか」よりも「どういう気持ちであるか」
そこ見て欲しい、感じて欲しい、恋ってこんなに素敵なんだよ、と語りかけてくるんですよ。
仕徳と書逸が、表情や仕草で訴える「君が好きだ、好きだ、好きだ」って感情を、あらゆる技法やカメラワークで余すことなく捉えています。
画面の向こうから溢れ出てくる感情に、気付けばぐいぐい引き込まれてしまってですね、、、まんまと堕ちました。
こんなん堕ちるなって方が無理だろーーー!!!(嬉しい叫びw)
最後に。
私がこの作品に惹かれた理由として、
「現実と空想の狭間に存在している『WBL』という世界に展開する物語」
というのも、大きな要因だと思っています。
台湾の風景というのは、日本人にとっては日常に近いものがあると思うんです。自分の現実に似ているけれど、全くの別世界だと感じられるからこそ、そこで起こっている出来事がより色鮮やかに感じられます。
脚本、キャスティング、音楽、ロケーション、セットなどなど…。
全てが同じ感性で揃えられているからこその、美しい世界観。
昔のことですが、同じような感覚で惹かれた映画がありました。
横井健司監督による『タクミくんシリーズ』という映画です。
現代の物語でありながら、別世界に生きる彼らの愛を、純粋に美しく描いた映画でした。
当時は熱狂していましたねぇ。。。懐かしいw
つまり何が言いたいかというと。
『永遠の一位』『二位の反撃』という2期作は、
現代の物語でありながら、WBLという別世界を作り上げることで、彼らの愛をより純粋で美しいモノへと昇華させることに成功したドラマ
だと思っています。
ドラマで描かれるのは、1期が大学4年生、2期が5年後の社会人、という部分ですが、決してその時間だけを切り取った物語だと感じさせません。
彼らが『WBL』という世界で今この瞬間も生きているというリアリティさに、私は熱狂してしまうのです。
見出し画像はTwitter「@WeBestLove_jp」より引用