2024.2.7 Trio concert
2024年2月7日クラリネットの近野と主催した自主企画、trio concertが終演しました!
とても沢山のお客様にご来場頂き、演奏会の雰囲気も良く、演奏者としてもとても有意義な時間となりました。
ご来場誠にありがとうございました。
スタッフの方々も頼れるお二方にお願いしたのですが、予想を遥かに超える対応をしてくださり(失礼?笑)円滑に演奏会を進める事ができました。
近野さんは日頃カルテットでの活動など沢山一緒に演奏してますが、今回はtrioやduoという事でお互いの見える部分がいつもと違ったようにも感じました。
僕がどんなに理屈的じゃない演奏をしたり、思いやりが足りない演奏をしてしまったとしてもすぐに察知して、全て僕の手の内がお見通しのように演奏を擦り合わせて下さる、本当に素晴らしい音楽家だと再認識しました!
そして今回のピアニストを引き受けてくれた森岡姿帆ちゃんにも大感謝です!
彼女とは大学同期として学生の頃、何度か一緒に演奏しました。
もちろん大学内でも群を抜いて目立つ素晴らしい音楽性を持っていたので彼女の音楽に憧れる人は多かったと思います。(もちろん僕もその1人)
今回trioの目玉とも言えるメンデルスゾーンの無言歌集は元はピアノソロ曲という事もありピアニスト的な様々な解釈を彼女から沢山学ばせてもらいました。彼女のおかげでどの曲もリハーサルから本番までクラリネットを吹いてるのを忘れる程音楽に没頭できました。これ以上の幸せはないと思います。
また一緒に演奏できる事を願ってもっと上手くなりたいと思わせてくれました。
今回のプログラムは
(前半)
・メンデルスゾーン/無言歌集より5曲(ドイツろまんは)
・プーランク/2つのクラリネットの為のソナタ(フランス近代)
・ガーシュウィン/ポーギーとベスより2曲(アメリカ近現代)
(後半)
・エリザベス/ロマンス(ドイツロマン派)
・ベールマン/協奏的二重奏曲(ドイツロマン派)
アンコール
・モリコーネ/ニューシネマパラダイスメドレー(イタリア映画音楽)
という構成で行いました。
お客様からの声でもとても多かったですが、今回のプログラムは飽きる事なく音楽を楽しめる、体感しやすいプログラムだったと我ながら自負しております。
こうやってみるとドイツロマン派が多く偏っているようにも思えますが、これは歌心のある曲が好きな3人の好みが多く出てると思います。
そして僕らにとても合っているプログラムだったと思います。
今回初挑戦したピアノとクラリネットのDuoである、ガーシュウィンの「ポーギーとベス」は今後のレパートリーに入れるのはもちろん他の作中の曲にも挑戦していきたいと思います。
これからもこのように演奏者の嗜好に合いつつも、お客様が音楽を通して喜びを感じられる演奏会を開催できたらなと思います。