ホストの頑張る
ホストが言う頑張るについて。
頑張るっていう言葉を調べてみると、
『我に張る』の音変化が『頑張る』になった記述がある。
自分の意思を貫き通す、みたいなことが主な意味になってる。
ということは、これってある意味自分のわがままを突き通す、女の子にとってはあんまり嬉しいことじゃない気がした。
じゃあ、主語を変えて、意味も変えて。
主語を『姫』にして
意味を『やり抜く』
と置き換えると、
姫のためにやり抜くこと=頑張る、になる。
結局、誰のために頑張るの?って部分は大切で、『俺も頑張るから』じゃなくて
『俺が頑張るから(あなたのために)』ってことを言わなきゃいけないし、伝えないといけない。
自分を貫き通すんじゃなくて、姫と向き合うことをやり抜くっていうこと。
そういうことを思った時に、今自分に足りないことを考えた。
多分、それは理解してあげるスピード、瞬発力みたいな物と自分を理解してもらうこと。
最初に関しては、感情を理解するっていうことに対して整理は要らないってこと。理路整然とならないことが感情だし、瞬間的に感じ取る必要があるっていうこと。スピードってそういうことで、感情を整理して捉えようとすると思考から言葉、行動までが遅くなる。だからフィーリングで動けるようにすることが大切だと思う。
感情に対して感情を重ね合わせることができるともっとお互いの理解の幅が広がるのかなって。
整理して言語化していくコミュニケーションのやり方もあれば、ただただ感情を重ねる方法もあって、どちらが良いとかじゃなく、幅や広がりがあっていいなって。
次の自分を理解してもらう、に関しては、自分を押し付けるんじゃなくて自分の主張やアイデンティティを知ってもらう。
例えば、姫と本当に向き合うなら、姫も自分と向き合おうとしてくれるんじゃないかなって。
そうであれば、姫のことを知りたい、理解したいという気持ちは自分のことを知ってもらって、理解してもらうことから始めるべきなんじゃないかと思う。自分が開示するから、姫も開示してくれる。
話を聞くっていうことが向き合う訳じゃなくて、聞いた上で反応して、行動して、それと平行して自分を開示していく。受けながら攻めるみたいな感覚、あくまで感覚的なことだけど。
頑張る、頑張んなきゃいけないってことは『変化』したい、『変わらなきゃいけない』って思ってるってことだよね、多分。
関係性であったり、お互いの成長であったり、目的の達成(今まで見えていない認知を獲得する)であったり。
ホストも頑張るって言って何していいか分かんない人多いと思うんだけど、俺的には姫のためにやり抜いてみるってことをしようと思う。
おおまかに人間のゴールを定義すると
『明日死なないこと』だと思う。
好きな小説からの抜粋なんだけど。
それは『希望』だし、生きるうえで不安や絶望はたくさんあって、それに抗えるのは『希望』だから、俺は自分の周りにいる人にそういう物を与えられるように仕事をしたいと思ってる。
ちょっと、自分の思考の整理みたいになりました。長くなったけど、また書きたいと思います。
それでは!
2024.05/26(Sun.)