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昭和から令和の同窓生が母校恩師とともに、バリアフリーを学び、楽しいつながりのひと時を共有しました。

9月7日(土)に埼玉支部総会懇親会がさいたま新都心にあるホテルブリランテ武蔵野で開催されました。総会では、伊田登喜三郎支部長(1974土木)のご挨拶に始まり、重要議題として新執行部が審議され、新支部長として岡村和之さん(1977土木)、副支部長に安井義博さん(1973電気)・木村充男さん(1974土木)に加えて谷内隆さん(1974土木)が、幹事長に前島寛通さん(1982土木)が選出されました。また、新幹事として、長らく母校剣道部の監督をされてきた鈴木進さん(1980建築)と母校後援会の会長も経験された佐々木勝久さん(1986土木)が追加されました。たいへん強力な布陣となった印象です。

 総会後の講演会では、母校都市工学科の稲垣具志(ともゆき)先生から「さいたま市のバリアフリー検討など『福祉のまちづくり推進』についての取り組み」と題した講演がされました。高齢者も含め住みやすい街づくりに関する先生の活発なご活動の一端が紹介されました。稲垣先生は「何事も断らないこと」をモットーとされており、他学科の白木尚人先生(1991機械)からのご講演依頼に対して二つ返事で引き受けられたとのこと、活発な研究・社会貢献活動、お温かいお人柄でフットワークも軽やかで、会員の皆さんのなかにはバリアフリーにお世話になっている方も多く(?)、時に真剣に、時に笑い、楽しいご講演でした。

 今回の支部総会には、現役学生で新聞会所属の内藤涼介さん(情報システム学科3年)と池田晴哉さん(機械工学科1年)が卒業生の方々へのインタビューのため参加され、武蔵工業会時代の理事長をされた副島信治さん(1957通信)や新旧支部長をはじめとした多くの会員から多岐にわたるお話しをヒアリングされました。母校百周年を5年後に控え、このような、会員の皆さんの想い、声、活動などを多くの卒業生や在学生に紹介するとともに、それを記録として後世に残すしてゆく活動が始まったと思っております。その成果は、今後、母校新聞会や校友会のメディアで紹介してゆくことになります。

 この総会には、大谷眞一名誉教授(1976機械)、白木尚人機械工学科主任教授(1991機械)、勝又英明名誉教授(1980建築)が参加され、また、校友会の事務局で支部活動をサポートされている渡辺直美さんが支部準会員として参加されました。さらに、昭和の卒業生に交じって、令和卒業の野口拓真さん(2020都市生活)、鈴木貴絵さん(2020自然科学)、上述の現役在校生が参加されました。つまり、支部会員のほか、複数の現役の先生、複数の母校のOB教員、昭和から令和のすべての階層の卒業生、在学生、そして事務局メンバーが参加された、支部総会懇親会としては理想的な構成の会となったと思います。多くの支部活動がこのような参加者構成になり、その効果として参加者が増えてゆくとよいと思っています。

 懇親会では、都市大校歌を在学生が中心に披露し、武蔵工大校歌については皆さんが円陣を組んでの熱唱となりました。二次会に移ってもその熱は冷めやらず、大いに盛り上がった次第です。

 わたくしは、そのため、69歳の誕生日の貴重な夜に、浦和の実家に一泊することになり、翌朝には浦和駅前の「浦和のうなこちゃん」とツーショットを撮って帰宅の途についた次第です。

白木先生、新聞会のお二人、鈴木貴絵さん、渡辺さん
前列左から、副島さん、皆川、稲垣先生、岡村新支部長
伊田前支部長(前列右端)を囲んで
新聞会による岡村新支部長のインタビュー
伊田前支部長、皆川、岡村新支部長
大谷先生、佐々木さん、勝又先生
松岡さん、池田さん、鈴木さん
前島幹事長、渡辺さん
稲垣先生

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