【映画鳩】ゴジラ −1.0(12月)
ゴジラ映画は割と好きなので、公開を楽しみに待っていたものであります。と言いつつ、観るタイミングを逃し、公開後結構時間が経ってから観ました。SNS上では概ね評判が良かったのは、情報として入ってきておりました。
ということで、観に行ったのですが、これは……単純に……鳩の好みに合わなかったかもしれない……。。。
今からすごく厄介なことを言うので、大変この映画を高評価しているという方は回れ右していただけますと助かります。
以下のつぶやきの一つが、この映画ですね……。
(注:以下ネタバレあります)
冒頭5分でいきなりゴジラの全体像が出てきたところと、ジュラシックパークばりの人体の描写の扱い方でだいぶ解釈違いというか……なんか……そっか……ってなっちゃいました。そ、そういうんだっけ……?っていう感じ……? まあ鳩もゴジラ全作見ているゴジラフリークというわけでもないので、これはほんとうにただの印象の違いだったのだと思う。
かと言って洋画的なモンスター映画に振り切っているわけでもなく、怪獣映画というわけでもなく(勝手な印象で書いています)なんというか、あくまで邦画ドラマなんですよねノリが。鳩がゴジラに求めているものはそこではないので、あっなんか違うの見ちゃったという気持ちに。
あとなんかこうこれは理屈がわからないのですが、なんかこう、なんかずっと画面に違和感がある。でもなんなのかはわからない。一番違和感を感じたのは、島から本土へ帰る船上の場面、あれおそらく寒いんですよね……? なんか陽の光の感じなのか?空気が寒そうでなくて、演技と場面の見え方にものすごくズレがあるように感じた。この違和感が映画を通して終始画面にある感じがした。
とまあ、書き連ねましたが、もちろんゴジラに二度目の遭遇をするシーンや、作戦会議のシーン、最後のところなんかは面白くは見ているんですよ。ところどころで盛り上がるところもあるし、ワクワクさせてくれるところもあるんですが、全体を通してみると、なんか面白いは面白いが、いまいち乗り切れない……という感じでした。惜しいな。乗り切って鳩もみんなの感想見てニヤニヤしたかった。
細かいところ
毎度のことながらまともに情報を仕入れずに見ているので、「−1.0」の副題の付け方は、本編見ていて素直に膝を打ちました。なるほどね。
ゴジマイゴジラは足がどっしりしていて、なるほど足で推進力を得て泳ぐタイプの生物、という感じ。ビーバーみたいな。
ゴジラが熱線放ったあとに黒い雨が降る描写、なかなか高文脈だなあと思うなど。日本人はどこかで必ずその知識は得ている気もするけれども。
「ゼカキユ」であってほしかった。なぜなの……。
主人公が家の中の幸せを見たあとにふっと笑ったところ、自殺でも決意したのかと思った(太宰の読みすぎ)。
ずっと昔にやっていた艦これのおかげで、雪風、響、高雄あたりが戦後に残っていた艦だということがなんとなくわかっており、どこで得た知識がどこで活きるかわからんもんだなと思うなどしました(この世界の片隅に、とか、風立ちぬとかでも活きましたね)。