予算3.5億円の「みなとたばこルール」。費用対効果は?【私の議員活動#4】

区民目線で「みなとたばこルール指導等業務委託」に関して、税金の適切な使い方について意見を述べました。

この業務には、年間3億5,000万円もの予算が投入されているため、費用対効果の検証が不可欠です。しかし、灰皿の撤去率は72.5%と効果が見られるものの、ポイ捨てや歩きたばこを減らす目的がどれだけ達成されているのかが定量的に示されていない点が懸念です。
区民としては、この予算が本当に効果的に使われているのか、明確に知りたいところです。

さらに、指導員の人件費と利益率の高さにも疑問を持ちました。
日給8,500円から9,500円の指導員に対して、1人あたりの業務履行単価は1万8,500円です。利益率が約50%にも上る点については、適切かどうか再検討が必要であると考えています。

また、委託業務の選考基準のなかで警察OB等の実務経験を重視していますが、警察との密接な連携を図ることで実効性を担保していくことが重要ではないかと意見を述べました。
税金を使う以上、区民が納得できる内容と透明性を持った運用が求められます。引き続き、みなとたばこルールの効果的な啓発と予算の有効活用を目指していきたいと思います。
(平成30年度決算特別委員会)

#港区 #みなとたばこルール  #

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