現港区長に聞きました。フライデーで報じられた元麻布保育
特別委員会では🔺この記事の内容を課長に質問してきました。
そして元麻布保育園についてどう考えているのかを直接清家区長に聞いてみました。
記事に掲載された内容に関する調査、事実確認はまだ済んでおりません。
(離職された方々には聞いていません)
当該事業者が、報告書を偽造したり、区からのヒアリングに時事ではないことを回答していた場合に、区は本当にそれを見抜けなかったのでしょうか。
今後、どうすれば、より指導監督の実効性を上げることができるのか。
この事例につき再調査と再発防止の検討が必要と考えますが、いかがでしょうか。
報道された記事については、指定管理者に 対する調査を踏まえ事実でないことを確認 し、既に指定取消処分を実施していることか ら、改めて調査を実施することは予定しておりません。
一方で、本件を踏まえ、区は、施設の設置 責任者として、職員がこれまで以上に現場へ 足を運び、各種モニタリングをきめ細かに行 い、保育や施設運営の状況を確認してまいり ます。また、指定管理者の下で働く職員に対 し、不正行為などがあった場合に声をあげる ことができる公益通報制度の周知を徹底する など、同様の事態が二度と発生しないよう改善に努めてまいります。
再調査は実施しません。とのこと・・・
本当にがっかりです😢
この質問の前に、調査が足りない理由をたくさん指摘したのに全てスルーされたました💦
結局もう指定取り消し処分したからいいでしょと私には聞こえます。
私の行ったヒヤリングだけでも、たくさんの信じがたい事実が出てきました。
事業者の運営を問題視された記事の確認を、当事者である事業者にして確認し、被害に遭われ保育園を離職した保育士さんたちにはヒアリングをせず、事実は無かったと区は判断しました。
約1000万円の残業代未払、
パワハラによって自殺未遂をした職員がいたこと
不j適切な保育
これを全て事実でないと隠蔽・揉み消されました。
世の中一般的に、どんなことでも何か問題が発生した際、その根本原因を確認し、それを是正しないことには、その問題は必ず繰り返されてしまいます。
この問題を見ようとしない区の姿勢をこのまま許していいのでしょうか。
区が自ら事実を確認調査できないのであれば、調査は区民が信頼できる第三者を選定し第三者委員会を設置して調査をするべきです。
今の区の調査体制ではいかようにも揉み消せてしまいます。
X(旧Twitter)でも「区は施設の設置責任者として…区立でしょ?設置責任者ってスタンスだけ?この回答は無責任ではないか?」
というコメントもいただきました。
私もその通りだと思います、
指定取消し及び改善を
指定の取り消しの判断は、確かに区民サービスに重大な影響を与えるから、軽々しく判断はできないかもしれません。しかし、1年以上も区が保育園にかかわりながら、改善がされず、取消の判断を先延ばしするうちに、先方が辞退した今回のケースを、良かった良かったで済ませてよいものなのでしょうか。
区が、大ナタをふるうべき事案です。
改めて、今回の元麻布保育園の事案は、指定取消事由に該当したのではないかを、改めて区長に伺います。また、改善への決意についてもお聞かせください。
現在の指定管理者においては、管理運営に 関わる不正・違反などが認められないことか ら、直ちに指定取消し事由に該当するものではないと認識しております。
また、指定取消しは、区民サービスに重大 な影響を及ぼすおそれがあるため、取消し後 の対応を含め慎重に審議した上で、港区立保 育園条例に則り処分すべきものと認識しております。
新たな指定管理者の公募に当たっては、本件を踏まえ、園長・副園長の役割分担や連 携、職員定着化のための取組、保育の質の向 上に向けた職員の人材育成、法人本部からの 支援などについて、重点的に評価をすることといたしました。 より適切な事業者を選定していくとともに、指定管理者の指定後においても、指定開 始当初から管理運営状況を随時確認し、運営上の課題を早期に発見するとともに、課題の 改善に向けて指導してまいります。
認められなかったのではなく認めなかったのではないでしょうか。
都合の悪い意見は聞かず、都合のいいところにヒヤリングし無かったと言っているようにしか見えません。
取り消しの判断をしなかったことで、さらに重大な影響を及ぼす恐れがあります。
今回は結果的に事業者自らが指定管理の取り消しを申し出ましたが、本来であれば区が判断するべきでした。
パワハラ(係争中)されて自殺未遂
残業代約1000万円未払い
子どもの怪我の隠蔽
これ以上の事がないと区は取り消せないって、
子どもや職員が亡くなるとか、大事件にならない限りは取り消せないということでしょうか。
また、今回の事業者が採用されたプロポーザルの評価では、以前の園長先生の評価が加点されてます。
今回のケースでは、プロポーサル時に評価した園長先生と、実際に開園時に着任された園長先生が違う方だったと、ヒヤリングで聞いた時は本当にびっくりしました。
園長先生は普遍的な存在ではないため、そもそものこの区の評価基準自体にも問題があると思います。
また、それ以上に今回問題だったのは事業者の運営方針についてです。
評価の際、トラブルがない会社なのか、トラブルがあった際どのように対応・改善してこられたのか最低限確認する必要があります。
保育の質の向上というけれども、そもそも質のいい会社を選ばなければ次々辞めて入れ替わるだけ。保育士の使い捨てになってしまいます。
園長と副園長の連携なんてできて当たり前の話です。
職員がこれまで以上に足を運ぶとしていますが、それなら直営の方が良かったのではないのでしょうか。人事権もあります。
この件の根本的な問題は捉えられていません。
子ども家庭支援部がプロポーザルの選考委員。でもトラブル対応は管理課?
今回の元麻布保育園のトラブル対応、そして委員会での答弁は、すべて、麻布管理課が答弁をしていました。これに違和感を感じたのは、私だけでしょうか。
指定管理事業者のトラブル対応について、管理課で対応できる種類のトラブルと、そうでない場合があると思われます。
特に、福祉や子育て関係の施設で、利用者や従業員から相談や情報提供があった場合の実態調査や指導は、本来、その分野について指導監督責任を有する支援部が担当することが望まれるのですが、管理課が担当する場面もあります。
今回の元麻布保育園についても、議員への対応も、利用児童の保護者への対応も、管理課が行いました。
議員の我々にも、そのすみわけがわかりにくいのだから、区民から見るともっとわからない。本来、選定にかかわった子ども家庭支援部ではなく、管理課が対応するという事に納得できないというご意見もあります。そこで、区有施設に関するトラブルが生じた場合の所轄について、利用者目線でわかりやすい役割分担を、管理課と支援部とで行う必要があると思うのですが、区はトラブル体制の際のこれまでの仕切りで、区民に誤解なく説明が伝わると考えているのでしょうか。
元麻布保育園については、指定管理者との 各種協議、指定管理料の支出、モニタリング など、本園の管理運営に関わる事務は総合支所が担っており、区民への説明についても総合支所にて行っております。
総合支所と子ども家庭支援部では、運営状況や保育に関するトラブルの状況などを日常 的に共有しており、支援部からは園長・副園長の経験がある職員や保育専門アドバイザー を現場へ派遣し、指導を行っております。
総合支所と支援部との連携をより密にして いく中で、適切な役割分担を確認し、対応してまいります。
この一連の問題の窓口は管理課でした。
指定管理者との直接窓口は事務全般に総合支所が役割を担っていますが、本件事案のようなイレギュラーなトラブルが発生した際、その説明の場にこども家庭支援部が出てこないは違和感があります。
現場の改善・是正指導は勿論のこと、保護者への説明や議会での説明も含めてその指定管理者を選定した子ども家庭支援部に説明責任があると思います。
ぜひ区民から見て違和感のない役割責任の分担をお願いします。
適切な役割分担を確認し、対応していくという前向きな答弁をいただいたのでこの件は改善を期待したいと思います。
元麻布保育園についてご意見・感想・情報をお待ちしております。