8年前の甲子園と今の甲子園。
夏の甲子園5日目、母校の興南高校が見事、初戦突破しました!
土浦日大に6-2の快勝。
私は東京のマンションで応援していましたが、地元は大盛り上がりだったようです。
興南高校といえば、8年前の春夏連覇。
当時、私は興南中学校の2年生。
沖縄県全体が歓喜の渦に巻き込まれました。
沖縄県民は地元愛が強く、沖縄の高校が試合の日には街中から人が消えてしまうと言われるほど。
春夏連覇の瞬間は、そりゃもう沖縄の気温が2,3度上がったのではないかと思うほどの盛り上がりでした。
興南の体育館でパブリックビューイングが行われていたのですが、感動で泣く人もいれば、嬉しくて踊りだす人もいました。
夏休みなのに、わざわざ暑いなか制服を着て、汗だくになりながらみんなと抱き合った瞬間は、今でも忘れられません。
あれから8年。
大学生になり上京した私は、一人暮らしの涼しい部屋で母校の試合を見ていました。
LINEでは、地元の友達とリアルタイムで感想を送りあっていました。
インスタのストーリーズを見れば、地元に住む同級生が盛り上がる様子を確認でき、ほっこりしました。
京都の大学に進学した弟は、甲子園球場で生観戦している様子を家族のグループラインで報告してくれました。
ツイッターでも、点が入るたびにタイムラインが盛り上がりました。
8年前と随分カタチは変わってしまったけれど、勝利の瞬間はたくさんの人と感動を共有できました。
少し寂しい気もしたけれど、みんなそれぞれの場所で同じ感動を味わっていて、それをリアルタイムで感じることができる。
同じ空間にいなくても、みんなとつながっていられる。
オンラインの繋がりに感謝した一日になりました。