【セカンドハウス購入エッセイ第65回:残り202日】庭を掘るのか掘らないのか、それが問題だ
家を担当してくれている無印良品の家の方から連絡があり、「土地の改良工事が必要ありません」と言う連絡があった。
家を建てるときには、その土地の地盤の固さによって土地の改良工事を必要とするかしないかということが決まり、しかもそれが結構な値段がすることがあります。うちの場合、見積もりが1,000,000円であり、正直かなり負担に感じていたところ。この連絡はこの1,000,000円が必要ない事でもあるので、金額的には抑えられると喜んだのですが…。
ここには但し書きがあり、それは、予定していた庭を削ろうとすると、地盤が固い層まで削ってしまい、結局地盤改良工事が必要になってしまうと言うことでした。
ちょっとここで庭を削るについて説明をすると、僕らが購入した土地と言うのは、20メートルにわたって約2メートルの高低差がある緩やかな斜面になっている。なのでそのまま家を建てようとすると、家の中から外を見たとき、まっすぐに庭がつながっていると言うよりは、にはがあんまり見えないと言うような構造になってしまう可能性がある。
なのでもともと希望としては、庭を削ることによって低い位置に家を作り、家から見た庭の景色が近い高さになるように工夫をしたいと言うことを伝えていた。
さらに聞くと、どうやらもともと1メートルにわを削るつもりが、先程の地盤の固さを考えると、20センチまで削るのであれば、地盤改良工事は必要ないとのこと。(上の図参照)
いやー、何が難しいって、いまいち家ができないと想像ができないこと。手書きで書いてみるとなんとなくかなり急斜面な庭になるように思えるが、実際に家ができてそこから外を見れば、もしかするとそこまで急な坂に感じないかもしれない。地盤を掘るのにもお金はかかるので、お金だけを考えれば、20センチ削りそこに家を建てると言うのが圧倒的にコスパが良い。しかし家の土地と言うのはもちろん、後からリノベーションしようとしてもできないものであり、できた家から庭を見たとき、「あーやっぱりお金かけてでも、低くしておけばよかった」と、後悔するのは辛い。
明日実際に建築士の人と話をして、決めなければいけない…。家作るって難しいなぁ。
まぁこういう決断が出来るのも、人生経験としては面白いが。
ではでは。