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【セカンドハウス購入エッセイ第75回:残り185日】元マイクロソフト澤さんも二拠点生活を。情報量を減らすこと。

元Microsoftの澤さんも二拠点生活をしている。
澤さんのVoicyは毎日聞くようにしているが、そこで彼は2拠点生活を始めることによって気がついた事をお話しされていたので共感する部分もありまとめさせてもらう。

https://voicy.jp/channel/632/123443

情報量が少ない

二拠点生活といっても、実際に僕の場合は7月末に家が完成するので、まだ完全にスタートしたわけではない。ただ千葉の南房総に行く機会は圧倒的に増えているし、そこで感じる雰囲気と言うものは満喫しているつもりだ。この澤さんの話でもおっしゃっている内容ではあるが、「情報量」が少ないと言う事は田舎で過ごすことの非常に大きなメリットだと感じている。

千葉に行くときには東京の都会の景色からレインボーブリッジ渡り、羽田空港の横を通り抜けて、アクアラインを通過していくわけだが、次第にビルの街並みが消え、周りに見える工場も見えなくなり、山の風景に車が吸い込まれていくと同時に、だんだん海の雰囲気や田んぼ畑そういった景色が目に入ってくる。

緑が綺麗とか自然が綺麗と言うことも感じるが、それは裏を返すと「周りの情報量が少ない」と言う事でもある。

五感で感じることではあるので、言葉だけで説明する事はかなり難しいが、明らかに気持ちがゆったりとした感じになり、時間の流れが遅く感じたり、同じ1日であっても終わった後の満足感が田舎にいる方が高い事は伝えておきたい。

自分の内省ができる

情報量が少ないと、外部からの情報が遮断されているだけあって、自分の内部の情報つまり内省とでも言うだろうか、そういうものに対して取れる時間が増えていく。普段から仕事量がかなり多い方ではあると思っているので、自分が今何を考えているのか、何を大切にしたいのかについてゆっくり考える暇があまりない。

大体重要なこと、例えば自分の価値観であったり、何を大事にしたいかであったり、新しいアイディアというのはそういった内省をしているときにふと湧いて出てくる。
決して、情報で忙殺されているときに湧いてくると事は無い。

人生を豊かにする、それは仕事の面でもそれ以外の面でも、そのためにはある一定のゆったりとした時間がきっと必要なんだろうと信じている。

普段から出来ること

この経験がある前から、比較的普段から情報量を減らそうと言う努力をしている自分がいる。社内の人には申し訳ないが、以前に比べると社内SNSが利用されることによって圧倒的に自分にとって不要な情報が増えた。

メールやテレビ、ネットSNS、それだけではなく子供たちからの声や家族との会話なんかも目や耳、体を通してどんどんと入ってくるわけだが、東京にいるとそれに押しつぶされそうな気がする。

いいか悪いかと言うのは、価値観によるので何とも言えないが、少なくとも僕にとって距離感を取る必要がある感覚を抱いているのは事実だ。

普段からできることとしては、「とにかく情報を減らす」と言う大きな意識を持ち、できるだけ不要なものには触れない。不急なものは後回しにする。そんなことを意識している。

よく、緊急度は低いが重要度の高いものの重要性を耳にすることがあるが、それに対応するためにはそういった空白の時間がとても重要であり、その時間をためにいらない情報にできるだけ触れないことだ。

セカンドハウスの方ではそれが自然とできそうな気がして今から楽しみだ。

ではでは。

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