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【セカンドハウス購入エッセイ第88回:残り132日】セカンドハウスで仕事がしたい

人気の職業ランキング1位に会社員

最近のニュースで、子供たちに聞く人気の職業ランキング1位に「会社員」が入ったと言うものを聞いた。これまでこの類のランキングに、いわゆる会社員が上位に入ってくる事はあまり聞かなかったし(イメージとしては、スポーツ選手やYouTuberが上位に来ている)、実際にニュースになっていると言う事は、この現象はとても珍しいと言うことだ。

その記事の少し詳細に入っていくと、理由としてコロナ禍において在宅で仕事をされるお父さんやお母さんが増えたことによって、これまでブラックボックスのように分からない状態が続いていた「会社員って結局何してるんだ?」というのが子供たちにとって解消されたのではないかとの事。これは僕もすごく感じることだ。

実際に、自分が働いてる会社においては、以前から会社で働くか、自宅で働く日は選択肢として自由だったが実際には自宅で働く日はほとんどなかった。

しかし、昨年の2月から7月の約半年間は子供たちも小学校や保育園になかなか行くことができず、僕ら夫婦も家で仕事をしているので自分たちの仕事の様子がある意味手に取るようにわかったのではないかと思う。

セカンドハウスを作った理由の1つにはワーケーションがある

さて、セカンドハウスを作った理由の1つには、「ワーケーション」のための場所がある。つまり、自宅でも家でもなく、あたかも旅行先のような場所で仕事をするということだ。

もちろん、厳密には自分の家なので旅行しているわけではないけれど、別荘のような位置づけなので、場所はもちろん自然の中だし、海に非常に近い場所だし、東京の真ん中よりもよっぽど「バケーション」に近い雰囲気である。

今の港区の賃貸では、ほとんど開けることのないカーテンの向こう側、すぐ目の前にビルが立っていて開けた感じはないし、自然を探そうと思っても、人工的に生やされた植木が見える位である。

世間でワーケーションと言う言葉はだいぶ認知を得たと思うが、じゃあ実際にどのくらい積極的にそれができるかと言うと、なかなか機会には恵まれないと思う。会社が福利厚生のようにお金を出すかというとやはりちょっと疑問だ。なぜなら、不確実性が高そうな感じがするからだと思う。

つまり、本当にそれをやろうと思ったら、実は個人が意識的に足を伸ばす必要があるということだ。

しかし、それを経費として出すのにはなかなかのハードルだと思う。自分ももし想像してみると、「結構遊んでる感じもあるし、経費には出しにくいかなぁ?」と思う笑。

第4の場所を設けておくことの重要性

バケーションをしながら仕事をすると言うのは、経験上いろいろなクリエイティビティーを刺激する感覚はすごくある。良いアイディアと言うのは、いつもの閉じられた空間ではなく精神的に余裕のある状態や、いつもとは違った刺激が実は耳から入ってくることによって生まれてくる感覚が強い。

同じ作業を繰り返すと言うことではなく、新しいものを発想したりアイデアをうんだりするためには、そういった場所は重要だ。

都会でそのような場所を探そうと思って真っ先に思い浮かぶのは、カフェだろう。スターバックスのような雰囲気の良いカフェでは、会社そのものがそう言っているように「第3の場所」の意味合いがあるはずだ。

しかし、第3の場所と言うのは慣れてしまうと、「結局都会なんだよなぁ」と言う感覚がある笑。

だから、やっぱりちゃんとした自然の中に自分の体を持っていく事は重要なのではないかと思う。もちろん、それさえ慣れてしまえば意味はないのかもしれないが笑、少なくとも第一第二第3の場所はすべて都会なので、それに比べると第4の場所であるセカンドハウスは、完全に違った場所になると言うことだ。

とりあえず早く完成して、仕事をしてみたいなーと思っている。

ではでは。

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