【第45回】「40%も!家に関する考え方はこんなにも変わった」港区賃貸の僕が、なぜ田舎にセカンドハウスを買うのか。
今朝のNHKニュースでは、コロナ禍の仕事に関する考え方の変化についてニュースをやっていた。そこでは、「40%が将来的に自宅での勤務を希望している」とのこと。(これは、一時的なのか、常態的なのかはわからないが)1年前の自分達を想像したとき、「自宅で仕事を希望する」という意見はやはりもっと少数だったのではないかと思う。例えば10%くらいかな。そもそも仕事を家でできるという感覚はなかっただろうし、いろいろな不安が出てくる中で、仕事は職場で、自宅は家事の場という「ワークライフバランス」的な発想は大いに有ったのではないかと思う。僕もそうだった。
しかし、いまでは2人に聞けば約1人が「家で仕事したい」というということだ。これはやはりただ事ではない変化だと思う。
家で働くということは、合わせて次のような変化を意味すると思う。
・普段の暮らしと仕事をどうやって分けていくのか? 家の設計や使い方を変えていく必要がある。家の中に職場的な場所を作る場合もあるだろうし、気分転換をどうするのか、子どもたちがいる中でどういう働き方をするのか。
・通勤に必要のなくなった時間をどう過ごすのか? 日本の通勤ラッシュは有名だが職住近接出ない限りは1日に使っていた時間は2時間くらいあるはずだ。その時間どうやって有意義に使うのか?ということも大きな問題。
・そもそも仕事と人生の関係は何なのか? 場所が同じになることで、人生と仕事の身体性に共通点が増えてくる。これは、きっと人生というものを再度考え直すことになるのだろう。
また住む場所を帰る可能性があるのも約5人に1人ということだ。これもすごい数だ。もちろん引っ越しのニーズは常に有ったと思うがこの話は文脈として、生活の拠点についての考え方そのものが変わった人がこんなにもいるということだ。1年前にはそんな質問されても「?なんで変える必要があるの?」くらいのものだっただろうし、「田舎に住むのは変わり者」くらいの感覚もあっただろう。しかしそれも受け入れられるような世界になり、多様性が広がったということだ。
いずれにしても、この1年という非常に短い時間でここまで人の価値観が変わるということはとてもおもしろい話だと思う。
これをポジティブに捉えて、自分の人生を設計していきたい。
ではでは。
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