久しぶりの字彫りに緊張。
仕事始めから進めていた土留め工事が完成となりました。
施工期間は一ヶ月。今回は間知ブロックでの土留めでしたので、一ヶ月ずっとコンクリートを扱っていて石を使ったお仕事をしていません。この後は同墓地内にて一年前の地震の軽被害の復旧や墓誌新設などを予定しています。新年ようやく石を扱うお仕事を開始できるといったところですね。
というわけで墓誌の字彫り。
考えてみますと、昨年の年の瀬に現場彫りを済ませてからしばらく字彫りをしていない。久しぶりの字彫り作業。妙に緊張してしまいます(^_^;)
基本的に字彫り作業は間違いが許されない作業です。戒名であれば誤字脱字を防ぐために念入りな確認作業が必須。石塔であれば、お墓の顔となる部分ですので神経を擦り減らしながら慎重に慎重にきれいに彫り上げます。石工とすると、石塔への字彫りが情熱を注ぎこむ作業といったところです。ですので僕は中国工場で石塔の字彫りまで済ませてしまう石材店の姿勢は否定派です。
今年はいくつの石塔を彫らせていただくことができるでしょうか。
今のところ春彼岸前とその後すぐと2案件控えております。そのまた後も御縁が続きますようにお客様に御満足いただける良いお仕事を御提供していきたいと考えております。