ガールズクローゼットの話
月一回、ガールズクローゼットのオンライン個別レッスンの日でした。わたしの場合、女装そのものについて習うのはもう終わりかなと思っていて、今は、女の子声を出すためのボイスレッスンをしていただいています。シャイだから途中経過とかは公開してなかったけど、そろそろ人にもお見せできそうな段階になってきたよ。
ガールズクローゼットの魅力
以前も少しお話したのですけど、ガールズクローゼットの魅力は、服を借りられることではなくて、この個別レッスンの方にあると思っています。
女装自体も、女の子声も、ぶっちゃけて言えば、やり方はYouTube見たら説明してくれる方がいっぱいいて、独力でそれを学ぶこともできなくはないのだと思うのです。
女の子声とか両声類とか検索すると、「"千と千尋"の蛙の声と、ミッキーマウスの声をミックスします」みたいな解説はいくつも出てきて、実際わたしもそうやって練習したのですけど、最初は全然うまく行かなかったのですよね。両方やろうとするとどっちか失敗したり、高すぎて変なキンキン声だったり。
一人で努力はできない
振り返ってみれば、やり方は確かに蛙+ミッキーをちゃんとできるようになれば女の子声になったので、まったく嘘じゃなかったのですけど、そんな事はできてみて初めて分かることなので、やってる最中は「本当にこれでできるようになるのかな」「いやこれなんかやり方が間違っているのでは」と途中何回も不安になるのですよね。
ちょうど不安になる頃、ちょうどボイスレッスンのタイミングがやってきて、先生に見ていただいて、大丈夫この方向性であってるよ、と言っていただいたり、ちょっと飽きてきてるぽいから別のアプローチをしてみましょうか、と提案していただいたり。なにより目の前で現にできている人から話を聞いていれば、嘘ではないよなと思えるので、そこでやる気をチャージして、翌月また練習を頑張る、という感じでしんどい時期を乗り越えてきました。
これを一人でやるのは…無理でしょ。自分の見てる動画の人のやり方が正しいと信じて何ヶ月も成果の見えない努力を続けるとか、わたしには絶対無理です。YouTubeみてたら他にもたくさん動画があるのだから、こっちがいいのかなあっちがいいのかなって迷走して、そのうち「あーこれ才能とか必要なやつなのかな」って投げ出していたと思います。
女装そのものの場合、一つ一つの技術がそんなに時間かかるわけじゃないのですけど、駆け出しの女装っ子はみんなメンタルがとてつもなく不安定で、「自分こんなことしていいんだっけ」「今とても恥ずかしいことしてるんじゃないの?」みたいな疑心が常につきまといます。その状態で自分を信じてメイクしてウィッグかぶってみたらぎゃー😨みたいな写真になって、それでも自分を信じてメイクの練習を続けるとか…無理でしょ。
そういうときに、女の子クラブで無数の駆け出し女装っ子を見てきた人にアドバイスを貰いつつ、「大丈夫素敵ですよ」と励ましてもらって努力を続ける、そこがガールズクローゼットの価値なのではないのかなと思っています。
まとめ
完全な宣伝記事になってしまいましたが、わたし一円ももらってません(笑)
正直この記事はこうなるのがわかっていたので書きたくなかったのだけど、ネタ切れの前に、もはやなりふりかまっている余裕がありません!
一円ももらってないどころか、ガールズクローゼットが始まってすぐくらいからずっと続けているから、もう何十万円も払っている計算になっていて、このお金でバーとか通っていたらかなりの上顧客扱いしてもらえたんじゃないのかな😀 でも記事に書いたとおり、それだけの価値があると思うから払い続けています。
マンガみたいに、ウィッグかぶった瞬間「わあ、これがぼく!?」みたいにいきなり可愛くなってしまう逸材はともかく、そうじゃない一般人がインスタ女子の真似をしてカフェに行って女の子声でオーダーできるようになるところまで二年だったら十分早くて、これは課金の成果なんじゃないのかなあ。
この記事は、12/1から25日まで毎日女装に関するブログを書く、女装っ子アドベントカレンダーという企画で書いています。
毎日記事を書き続けるので、もしよかったら明日も是非読んでください。明日で最後です!