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和洋折衷コーデのはなし
2021年買ってよかったもの(2/2) で書いた着物の話。
着物は、着てるだけで注目が集まって、歩いていたら「素敵ですね」って声をかけてもらえる魔法の衣装。
着物はすごいんだよ。胸まっ平らな人を前提に作られていて、体型もカバーしまくるのに、なぜか女の子の服にカテゴライズされている、まさに女装男子のための服なんだよ
— みなと かもめ⚓ (@ohirune84089640) November 14, 2021
って書いたら「着物は女装のためのものじゃない!」って怒られてしまったのですけど💦 でも特質を考えると、女装する人が着るのにとても便利な要素をたくさん持った服なのは確かだと思うのです。
難点は、着るのにたくさんアイテムが必要で着用が難しくて時間がかかること。あと暑かったり寒かったりするときに応用が効かないこと。
和洋折衷コーデ
そういう時代に合わない要素をなんとかしつつ、着物を気軽に着るアイデアとして、#和洋折衷コーデ というのがあります。
うしろすがた pic.twitter.com/f3mkttDvdd
— みなと かもめ⚓ (@ohirune84089640) October 16, 2021
こんなかんじで、着物に洋服を組み合わせて着るスタイルです。わたしがやっている着物+スカートの他にも、着物をスカートにしたり上着にしたり、様々なスタイルがあるのですけど、着物+スカートが簡単便利なので、まずはこれがオススメです。
やり方はこちら。和洋折衷コーデの動画をいっぱい上げている Kaeri先生の動画。
ちなみにわたし、この動画を見る前は着物の下半分切り落として着てました。おはしょりとか技術を覚えなくても着られるし、普通に着物として着ることがないのだったら問題なく使えます😛
和洋折衷コーデのメリット
メリットはなんと言っても簡単に着られること。着物で難しいのは、やたら小物が多いことと、帯の結び方が難しいこと。和洋折衷コーデは普通の服みたいに着物を羽織るだけなので小物いらないし、スカートスタイルは帯も不要。ゴムベルトがあったほうがかわいくなるけど、これは普段の洋装にも転用できますしね。
帯紐はあったほうがいいみたいですが、わたし余った靴紐を使ってます🤭
あと、下着部分も、着物だと襦袢なのですけど、和洋折衷にしてしまえば何でもありになるので、ヒートテックとか温かいものを着ることで寒くなっても対応することができます。
そしてなんと言っても、草履と足袋じゃなくて靴を履けること!詳しい方によると、ちゃんとしたのを買えば草履でも歩ける、らしいのですけど、普段から履き慣れないアイテムよりは、いつも履いてる靴が使えたほうが楽に決まってます。
和洋折衷コーデのデメリット
そんなわけでとてもオススメな和洋折衷コーデなのですが、スカートと組み合わせるスタイルは、やっぱり昔ながらの着物と比べると奇抜なので、年上の皆様のウケは良くないみたいです。
なので例えばドレスコードのあるお高いホテルとかに行くときは、着物だと許されるのに和洋折衷だとちょっとなあ、みたいな場面がでてきます。
結構ジーンズのおじさんとかいるんだからいいじゃないと思うのですが、そういう人の仲間入りはしたくないので、できれば場の空気に合わせたい。でも草履とかは無理…
帯を締める和洋折衷コーデ
そういうわけで最近わたしが試しているのが、帯まで締めるけど和洋折衷のコーデ。具体的にはこういうの。
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帯は締めてるのですけど、一番簡単なパタパタ結びというやつで、何回か練習したらできるようになりました。メルカリで半幅帯というのを探すのがオススメです。
スカートはあってもなくてもOK。あったほうがブーツにマッチする気がしますが、インスタ見てたらスカートなしでブーツ履いてる人もいっぱいいます。
遠目には着物着てるように見えるのですが、襦袢とかつけないので暑さ寒さの調整が容易だし、歩きやすいので本格和服よりだいぶ楽。このくらいなら着物着てると認めてもらえるっしょ?
まとめ
インスタとかでちゃんと着物を着ている人を見るととても素敵なのですけど、何十着も着物持っておいて、TPOに合わせて着物と帯と小物組み合わせて、そりゃあ雅だけどお家どれだけ広いんですか!?という世界になるので、わたしとしてはこのへんが楽しく着られる範囲なんじゃないかなあ。半年前には帯を締めることすら拒否していたので、しばらくするともう少しやってみたくなるのかもしれませんけど🤭
あと、着物に関しては、女装テクのときに書いたように、持たないでレンタルで済ませちゃうのも一つの手です。これだと難しいことはプロにおまかせして着物で街歩きを楽しむことができます。
この記事は、12/1から25日まで毎日女装に関するブログを書く、女装っ子アドベントカレンダーという企画で書いています。
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あと、アドベントカレンダーというイベントなので、わたし以外の方もだれでも記事を書くことができます。書いてみたい!と思ったら、女装っ子アドベントカレンダーのページからログインして、記事を貼り付けていただけたら、全力で拡散させていただくので、ぜひ参加してみてくださいませ。