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もう12月という衝撃
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2024年12月2日(月)
スーパーの中にあるパン屋さんが好きだ。
店内で焼いたパンを売っているあのコーナー。
欲を言えば、スーパーの外でもやってるパン屋さんがスーパーの中でも営業している形態よりは、そのスーパー独自のパン屋さんとしている形態の方がずっと良い。
普通のパン屋さん程は手が込んでおらず価格もお手頃で、袋に入ったパンよりもバラエティに富んでいて焼き立てに近いパンが食べられる。
なんと言うか、僕にとってはちょうど良い塩梅。
最近はハンバーガーが充実しているというニュースをこの前見たな。
たしかに、ちょっと豪華な、ボリュームのあるハンバーガーを見かける。
大阪の実家の近くのスーパーではどこでも当たり前のようにあったけど、東京の23区内だとあるお店の方が少ない気がする。
売り場面積が小さいお店が多いから仕方ないのかな。
なので、パン屋さんのあるスーパーに出会うと嬉しい。
家の近所には2軒ある。
選ぶのを楽しみ、味を楽しみ、ちょっと幸せになる。
っていうか、もう12月である。
恐ろしい。
まだもう1ヵ月、1年の12分の1があるけども、12月に入ってしまったら、もう今年も終わりみたいな感じがする。
なんか陸上で最後流しながらゴールするみたいな、プロ野球のペナントレースで消化試合をするみたいな、敗戦処理のピッチャーが投げるみたいな、サッカーのアディショナルタイムに突入するみたいな、映画のエンディングロールが流れ始めるみたいな、コース料理でデザートが出てくるみたいな。
まぁでも、やることは山積している。
なんと言いますか、落ち着かずに、駆け抜けたい。
そしてその勢いで2025年に突入して、2025年も駆け抜けて、2026年も駆け抜けて…2XXX年も駆け抜けて、2XXX+1年も駆け抜けて…やがて死ぬんだろうなぁ。
11月は近所の神社で七五三の家族をよく見た。
自分にもかつてこんな時があったのかと思う。
親は子どもにおめかしさせて、写真を撮影する時にはどうにか子どもの気を引こうと必死だ。
子どもはそんな親の気も知らず好き放題に振る舞って、服が汚れたり、そのうち親に怒られたりしている。
いつの間にか僕も、子どもより親の気持ちに寄り添うようになってしまったらしく、無邪気な子どもの姿を見ていると、親の気持ちが想像されて胸が苦しい。
でも、その時は大変で、起こってしまっても、きっといつか笑い話になる。
今日の日のちょっとしたエピソードや記念写真が、子どもにとっても親にとっても生涯の想い出になって欲しいなと願う。
千歳飴って今でもみんな買うんだなぁ。
僕も食べたいんだけど。
こんなオッサンにも売ってくれるんだろうか。
不審かなぁ。