ラインナップ紹介【三陸産いかそうめん】
みなさま、おまたせしました!
【三陸・宮古 港の百貨店】は、この秋に開店しますが、それに先駆けて、ここでは少しフライイングしてラインナップ商品のご紹介をします。
いち早く情報をゲットできるこのページにたどり着いた皆さんは、とってもラッキーですね!
では、今回は【三陸産いかそうめん】について、素敵な情報をシェアしていきますので、ぜひいかそうめんを食べている時の幸せな時間を想像しながら読んでみてください。
【三陸産いかそうめん】の基本情報
商品名:三陸産いかそうめん
内容量 :90g(いかそうめん25g×3カップ、添付たれ5g×3個)
原材料:するめいか(三陸北部沖産)
製造者:共和水産株式会社
共和水産株式会社の、30年以上の歴史ある最も得意としている商品であり、シンボルでもあるということで、港の百貨店にラインナップされます。
ほのかな甘みともちっとした食感が特徴で、添付のいかそうめんたれでぜひお召し上がりください。
【三陸産いかそうめん】へのこだわり
<一番美味しいスルメイカを使用>
スルメイカの旬は主に夏と言われていますが、実際は寒くなってきた時期ののスルメイカが海水温の関係もあり身厚で美味しくなります。
日本沖のスルメイカは、巡り巡って三陸で生命を終えるので、11月〜12月ごろに、宮古では300g以上のサイズになったスルメイカが多く漁獲されます。
しかも、宮古のトロール船は、日戻り船であるため、その日に漁獲された魚をその日のうちに水揚げすることができるのです。
産地によりますが、トロール漁にも漁獲と水揚げが同日でないものがあり、それではどうしても漁獲物鮮度が落ちてしまいます。
その鮮度の落ちたスルメイカは刺身用には適しません。
しかし、宮古のスルメイカは漁の操業体制のお陰で、刺身用の新鮮な状態で港に運ばれ取引されるのです。
これはもう、宮古の水産業の大きな魅力でもありますよね。
その新鮮な状態のイカを、新鮮なうちに高い冷凍技術で冷凍し、いかそうめんを製造するときに解凍して使います。
さらに、製造に取りかかる際に、目視で、一杯一杯、丁寧に寄生虫検査を行っているので安全も保証されています。
このようにして安全で身厚で新鮮ないかそうめんを、美味しい状態で各ご家庭にお届けすることが実現しているのです。
<そうめんたれへのこだわり>
スルメイカの味がいちばん引き立つたれの味を追究した時に、甘めのたれが合うということから、いかそうめんの添付のたれは甘めになっていて、大人の方々だけでなく、お子様からの人気も高くなっています。
また、ただ甘いだけではなく、もちろん旨味の要素である「出汁感」も大切にされていて、この付属のたれからも、いかに美味しいものをお客様に提供できるかという、共和水産のこだわりが強く感じられます。
<カップへのこだわり>
このいかそうめんが入ったカップは環境に配慮して、紙を原料としています。
また、上記いかそうめんの写真のパッケージを見たときに、「可愛さ」を感じませんでしたか?
このイカのキャラクターは、実は「いか太郎くん」といいます。
パッと見たときに可愛いと思われる見た目にすることで、消費者の親近感が湧き、白無地のカップではないところに小さい幸せを演出しています。
この遊び心もまた1つのこだわりなのです。
「カップ入り」いかそうめんが生み出す希望
1つ前の記事「宮古の水産事情」の中でもお伝えした通り、宮古では魚介類の浜値が、現在13年前の1.5倍にまで膨れ上がっている事実があります。
スルメイカもそのうちの1つです。
スルメイカの高騰を受けて、内容量が1トレー50gであったいかそうめんを25gに減らさなければならなくなってしまいました。
それは、共和水産のイカ王子が売価変動は、たとえ原料が高騰したとしても最終手段であると考えているので、商品価格の値上げでなく内容量をカットする方針がとられたのです。
しかし、内容量を減らすということは、新たに魅力的な付加価値をいかそうめんに足す必要があります。
そこで目を付けたのが、納豆サイズの丸カップだったのです。
丸カップにいかそうめんを入れることによってお皿を使う必要もなく、捨てるだけのカップは忙しい昨今の日本家庭の朝を、大いに助けてくれることになります。
そんな素敵なアイデアから、なんと生協の共同購入でトップシェアを占めるほどの人気商品に成長しました。
また、いかそうめんが製造され始めた当時は、1Kgで売っていたそうです。
それが、現在では40分の1のサイズの1カップ25g。
しかし、ここに希望や可能性を秘めているとイカ王子は言います。
25gは老若男女誰でも持ち上げることができます。
さらに、従来のトレーに入れて販売されていたいたいかそうめんでは、いかにしっかり綺麗に並べられるかが問われていたので技術が必要でしたが、丸カップの中のいかそうめんにはその必要がありません。
つまり、仕事をリタイアした高齢者から工場見学に来た小学生、言葉の通じない外国人までもが、その日からこのいかそうめんの製造の歯車になることができるのです。
現在、共和水産では、4人の外国人研修生、2人のハンディキャップを抱えた方、若手にリタイヤした高齢者の方々、そしてベテランの職人さんたちと、50人それぞれ多様な方々が働いています。
誰でも作ることができるいかそうめんから、どんな人でも働ける環境が生まれ、1つの会社の多様性は無限大になり、多様だからこそさらに強い企業を形成していくことができるのです。
こんなに希望の詰まったいかそうめんは、宮古にある共和水産だからこそ提供できるのでしょう。
また、イカ王子自身が多様性が高い企業に共和水産が成長していくことを願っています。
【三陸産いかそうめん】を使ったアレンジレシピ
現在、【三陸・宮古 港の百貨店】公式インスタグラムでは、ラインナップ商品を使ったアレンジレシピが公開されています。
今回この記事で紹介している、いかそうめんを使ったレシピもあるので、いくつかここに取り上げたいと思います。
詳しいレシピ情報は、ぜひ港の百貨店インスタグラムをチェックしてみてください!
<イカビビンバ>
お肉の代わりにいかそうめんを使うことで、ヘルシーに、さらに歯ごたえが増して食感も楽しめるビビンバになりそうですね。
ナムルやキムチと合わせることで、イカの美しい白さが引き立てられて、目でも楽しい一品ですね。
<イカ3種盛り>
このイカ3種盛りは、お酒の肴に間違いなしなのではないでしょうか。
一番手前は付属のタレ、真ん中は明太マヨ味、奥がマリネになっています。
全部、材料とイカを和えるだけの手軽さなので、疲れた時の晩酌のお供に最適ですね。
おわりに
【三陸産いかそうめん】のご紹介、いかがでしたか?
こんなに、1つの商品にストーリーがあるというのは、感動を覚えることなのではないでしょうか。
この、1つ1つの商品に、背景や希望、製造者のこだわりが詰まっているのは、産地だからこそできることであり、このECサイト【三陸・宮古 港の百貨店】の強みです。
1人でも多くの方に、この美味しさと希望の詰まった、いかそうめんを食べて笑顔になってほしいというのが港の百貨店の願いです。
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