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過去の所有ギターたち

売却済みのギターたちについて、一言ずつコメント。
上にいくほど最近手放したもの。


EBMM Jason Richardson Cutlass 7

赤が発売されてすぐ、Majesty 7の次に購入した7弦ギター。当時は正規輸入品がなく日本に数本しかなかった。とにかくツラが最強に良い!1F=18.1mmと究極の薄さなのに不思議なほど剛性があって音も演奏性も最高レベル。
トレモロを使わなくなったため長らく観賞用となっていたが、さすがにこのレベルのギターを弾かずに置いておくのはもったいなくなり売却。

Jackson USA Juggernaut HT7

アルダーボディのMisha Mansoorシグネチャー。カーボンロッド入りのクオーターソーンメイプルネックはものすごい剛性で、065のドロップG#でもまったく不安のないピッチ感があった。さすがによく考えられたパッケージ。
改造してEvertuneを載せてもよかったが、ネックがUシェイプ+ナローナット+20インチ指板と独特のフィールであまり合わなかったため売却してKieselの7弦ET購入資金とした。

Legator Ninja N7FOD

バックアイバールトップにペイルムーンエボニーで"Jupiter"と名付けるセンスの良さに惚れて買った子。Fluence ModernはやはりF#でもきちんと歪む。そのほかロッキングチューナー、ロッドホイール、ステンレスMJフレット、Hipshot風ブリッジなどスペックてんこもり。Legatorに直接メールして杢目を選ばせてもらった。
本体3.0kgと軽過ぎ、ローステッドメイプルネックの割に剛性も出ていなかった。またドロップF#以下もEvertuneに統一することにしたため売却。

Ibanez RGD71ALPA

7弦バリトン化の一環で購入。比較的安価ながらしっかりした造りでポプラバールトップ、ロッキングチューナー、BKPにMonoRailブリッジまで載っていてさすがIbanez。
やっぱりDシェイプネックが合わなかったのと、Evertune統一化のために売却。ネックをリシェイプすればハードテイルのバリトン7弦としては文句のない品だった。

Mayones Setius 6

同時期に2本購入したうちの重い方。重いマホガニーのギターらしくウォームで重厚で好きなサウンドだった。ネックはすこし太めでややVシェイプっぽく、ネック裏中央がすこし尖っていて違和感があったが、それ以外はほぼ欠点なし。
Kieselのハードテイル6弦を購入して用途が被ったため売却。

Mayones Setius 6

手持ちをハードテイル&ボルトオンに統一する中で、ウォームめなマホガニーのギターがほしくなり購入。TOMブリッジも初めて使った。
メルカリで「3.2kgです」と言われたが測ってみたら3.0kgしかなかった。ちょうど3.7kgのSetiusも売っていたので何を血迷ったか両方購入し比較することに。結果やはり重い方が好みだったので売却。今になって思えば鉛シール貼り付ければ普通に使えたが、まぁ勉強代ということで。
軽くよく鳴り、マホガニーっぽさというかSetiusっぽさはこっちの方があったと思う。ThinネックのDuvellと違いネックは標準的な1F=20.5mm程度。

Mayones Duvell Standard 6

手持ちをハードテイル&ボルトオンに統一する中で、メイプルネック、ローズウッド指板のDuvell StandardはDuvell Eliteよりもソフトなのでは?と思って購入。店頭で弾いたときはそう感じたけど家でじっくり比較したらEliteとほぼ変わらんかった。「ある程度以上にタイトな楽器では材種の違いはほとんど出ない」という知見が得られた。
EliteはドロップB用に使っていたが、B以下はバリトンを使うことにしたので、ドロップC用となったEliteと用途が被りまくったため売却。ネックも細めの1F=19.7mm Cシェイプで弾きやすかったが、初期型でエルボーコンターがないため腕が痛かった。

Mayones Regius 6 Black Limba

Regius 7弦を気に入っていたところ、メルカリで現行型が19万で出ていたため衝動買いしてしまった。ブラックリンバウィングの個体だけど、アッシュウィングとの差はほぼ全く感じられなかった。ネックスルーはネックが本体だね。
弾きやすいし音も造りもよく割と気に入っていたが「ネックスルーはダメ!時代はボルトオンだ!」と思い始めてしまい売却。とくに欠点はなかった。その後も元気にネックスルーを買ってるので、ほんのり後悔はしてる。

Mayones Regius 7

プロがこぞって使っている名機なのでどうしても一度使ってみたくなり購入。ハードテイルも欲しかった。それまでEBMMばかり使っていたので剛性の高いハードテイルのギターがメタルに向いていることがよく分かった。BFR以外のJP、Majesty、JR Cutlassを手放したのもこいつの影響。タイトだが極端ではなくうっすらとウォームさを感じられ、歪みはもとよりクリーンが極めて美しいギター。ネックは1F=20.2mmとEBMMと比べれば厚いが、無駄のないCシェイプで弾きやすい。ネックは薄ければいいってモンでもないなと分からせられた。
こちらもボルトオン化と「7弦はバリトンにしよう」って流れで売却。マヨのバリトンは日本では滅多に見つからない。

EBMM JP6 Stealth Black

オリジナルJPを買ったらソフトすぎたので、エボニー指板&全塗装ネックならどうか?と、こちらもメルカリで22.5万と格安だったため購入。ネックは感覚では非対称ネック?っぽくちょっと合わなかったが、厚みは1F=18.6mmとEBMMらしい極薄。
オリジナルよりは確かにタイトだったものの、やはりタイトさを求めるならハードテイルに替えようってことで売却。JP/Majestyシリーズの中ではBFRの次に好きだった。トレモロ付きでオールマイティーなギターとしては最高峰。

EBMM Jason Richardson Cutlass 6

7弦をいたく気に入ったので6弦も購入。Twitterでミント品が31万の破格だった。
ストラトベースのCutlassらしいゴリッ、グリッとしたアタック、厚み、弾きやすさ、造りのよさ、すべてさすがEBMMと言えるレベルのもの。ネックは1F=18.6mmの極薄ながら剛性もしっかりある。
こちらもトレモロ付きのギターとしては特に欠点はなかったが、ハードテイル化の流れで泣く泣く売却。予算が無限なら間違いなく殿堂入りしてた。

EBMM JP6 Mystic Dream

オリジナルのJP。2002年製で状態は悪かったが16.5万と安かった。
PUがCrunch Lab/LiquiFireになる前のJPオリジナルカスタムPUなのがまたマニアっぽい。バカでかいエルボーコンターは腕にフィットして弾きやすかった。
購入してから気づいたがこの時代のJPはニッケルフレットだった。リフレットしてPU載せ替えて…と考えるとStealth Blackに買い替えた方が得じゃないか?となり売却。BFRと比べるとどうしてもソフトで軽く鳴りすぎる感じでダウンチューニング向けじゃなかった。ここらへんからハードテイル化を考え始める。

Sterling by Music Man JP157DFM

7弦のサブ機として購入。ステンレスフレット&DiMarzio PUでツボを抑えたスペック。ネックは1F=19.9mmのややDシェイプでEBMMのような極薄ネックでは全くない。しかし剛性が高いためか音は太く骨太で、下手したらサウンドだけなら本家よりも好きだったかも。
コイルタップがないのは解せない。フレット表面はザラザラで、ノブもスカスカと軽く、塗装はすぐに白変するなど、細部の造りはあまり良くない。この点Solarなど同じインドネシア製でもメーカーによって全く違うことが分かる。JR Cutlass 7やRegius 7を購入したため断捨離。

Strandberg Boden Metal 8

これに至っては完全に衝動買い。8弦とマルチスケールとヘッドレスを試してみたかった。8弦を使いこなせなかったのと、モダンメタルコアでは7弦ドロップF#が多いことを知ったため1曲だけ作って売却。Endurネックは弾きやすい面も弾きにくい面もあり一長一短だった。バーグが軽いせいもあると思うけど、ヘッドレスは鳴りがコンパクトすぎて迫力があまり感じられないのも気に入らなかった。あとチューニングがめちゃくちゃやり辛い。Fishman Fluence Modernは8弦Low Eでも難なく歪ませられる。

Jackson USA Juggernaut HT6

とにかくスペックだけで選び、割安で売られていたので初めて試奏せずネットで買った。当然ながらネックシェイプもサウンドも想像と全然違い大失敗。現物試奏の大切さを教えてくれたありがたいギター。今になって思えば高剛性でクリーンが美しく、売るのはちょっともったいなかった。

LINE 6 James Tylor Variax

これ1本でアコギからシタールまでどんな音でも出せる&弦ごとにピッチシフトが可能で好きなチューニングに一発で変更できる…という夢のガジェット的なギター。
絶対面白いじゃん!と思って買ったが、充電が面倒なのと、ピッチシフトのレイテンシが大きく、やはりオモチャだった。アコギのシミュレーションもクオリティが微妙で結局エレアコに買い替えてしまった。

Schecter KM-6 MK-III

Schecterが作ったRegiusとDuvellのオマージュ的なギター。ネックが1F=19mm以下とかなり薄くかつ12-16インチコンパウンドラディアスでかなり弾きやすかった。ステンレスフレット、トラスロッドホイール、Hipshotブリッジ、コイルタップ付のFishman Fluenceなどスペック的にも申し分なく音もよかった。
重量が3.0kg程度と軽かったのと、ネックスルーは音がつまらん!と言って売却してしまったが良いギターだった。
ただし、ウェンゲ+パープルハート+カーボン補強という超高剛性なネック材のくせに、実際のネック剛性はかなり低くネックベンドでウネウネと音が揺れる。ここらへんがDiamondシリーズの限界かなと思う。

EBMM Artisan Majesty 7

資格試験の合格祝いに買った思い出のギター。最高に弾きやすく音も良く愛着もあったが、ジャンルがメタルコアに寄っていくにつれて剛性の低さが気になりはじめ、JR Cutlassを購入後に売却。

Ibanez RGAIX7FM

↓のRGにはコイルタップがなかったので、コイルタップほしい!というだけの理由で買い替えた。しかしRGAはしっくりこなかった。今思えばボディが軽すぎたのと、PUがDjent向けだったからだと思う。Majesty購入後に売却。

Ibanez RGIX27FESM

↓のNAX7で「7弦いいぞ」となり、まともなものを買おうということで購入。ソリッド&タイトで太く、今考えても良いギターだった。やっぱりIbanezはRGが一番良い。EMG 707Xはコイルタップがないのが玉に瑕で、コイルタップ付きのパッシヴが欲しくなり、↑のRGAに買い替えた。

Ibanez NAX7-521

7弦に興味が出てきたころに友人が安く譲ってくれた、生まれて初めての7弦ギター。

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