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~“続ける”ってこと~

皆さま、いきなりですが“SDGs”ってご存知ですか?こんにちは、かすがいクリニック 院長の大森です。

SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略です。SDGsは、「持続可能(サステナブル)」な「よりよい世界」をつくるため2015年9月の国連サミットで採択され、2030年までに達成しようという世界共通の目標です。

最近は小学校でも習うみたいで、僕の娘たちも知ってました、、、

SDGsには17この目標があるのですが、そのうち地域医療に関係しているのは

1. すべての人に健康と福祉を
2. 住み続けられる町づくりを

の2つの目標です。
私たちの活動を通して、北摂地域の皆さまに健康と福祉を提供し、安心して長く住める町づくりのお手伝いができたらいいな、と考えています。

それには、地域医療を「サステナブル」に提供していくことが大前提であると思っています。

今、日本の地域医療を支えているキープレイヤーのひとつは、僕らのようないわゆる「診療所」です。診療所は独りの医師で切り盛りしている場合がほとんどで、そのために多くの診療所医師が疲弊し、またいわゆる「跡取り問題」に悩まされているのが現状です。このような現状はとても「サステナブル」な状況であるとはいえません、、、

「一代限り」であったり、「時間が経過しても(医師や診療所が齢をとっても)同じ水準の医療が提供できない」ような仕組みでは地域に貢献し“続ける”のは難しいと思うのです。

そこで、かすがいクリニックでは、診療所を「サステナブル」なものにアップデートすべく、解決策の一つとして、複数医師によるチーム医療を行っています。

かすがいクリニックは、これからも地域の「鎹(かすがい)」としてだけでなく、医師間(医療者間)・世代間の「鎹」になることを目指していきたいと思います。

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